テレビ東京の人気番組「出没!アド街ック天国」、通称「アド街」にて、2020年6月6日に「カレーの美味しい街」という企画が放送されていました。
ランキング形式で街ごとにまとめながらの放送でしたが、僕は単純においしいカレー屋さんをメモっておきたかっただけなので、番組で紹介されたカレー屋さんをずらっと紹介していきます。
僕が行ったことがある店であれば僕なりのコメントを、そうではないお店は調べて書いた情報をではありますが掲載しておきます。
目次
- アド街「カレーの美味しい街」で紹介されたカレー屋さん
- 八王子「奥芝商店 八王子田代城」
- 八王子「インドラ」
- 蓮沼「インディアン」
- 丸の内「洋食ビストロ ドンピエールハート」
- 丸の内「インデアンカレー 丸の内店」
- 高尾山「やまびこ茶屋」
- 森下「カトレア(Cattlea)」
- 押上「スパイスカフェ(SPICE Cafe)」
- 中野「カフェハイチ 中野(Cafe HAITI) 」
- 巣鴨「古奈屋 巣鴨本店」
- 三軒茶屋「CURRY&BAR 2531」
- 三軒茶屋「シバカリーワラ(shiva curry wara)」
- 吉祥寺「COFFEE HALL くぐつ草」
- 吉祥寺「吉祥寺カレー屋 まめ蔵」
- 神保町「カリーライス専門店エチオピア 本店」
- 築地「東都グリル 本店」
- 不動前「東印度カレー商会」
- 高円寺「スパイスカレー青藍」
- 高円寺「ネグラ 妄想インドカレー」
- 日比谷「日比谷松本楼」
- 新大久保「SPICY CURRY 魯珈」
- 葛西「スパイスマジック カルカッタ」
- 葛西「カフェと印度家庭料理 レカ」
- 葛西「デリー ハイト(Delhi Heights Kasai)」
- 銀座「ナイルレストラン」
- 荻窪「すぱいす」
- 荻窪「トマト」
- 新宿「新宿中村屋」
- 神保町「共栄堂」
- 神保町「マンダラ」
- 神保町「欧風カレー ボンディ」
- 神保町「まんてん」
- 個人的に好きなカレー屋さん
- 最後に
アド街「カレーの美味しい街」で紹介されたカレー屋さん
では番組内で紹介されたカレー屋さんを、紹介された順にずらっとご紹介していきます。
ほとんどのお店が食べたことのないお店なので、本当にざっくりとした情報の羅列になってしまいますが、いずれ食べに行った時には情報を追加していきたいと思います。
八王子「奥芝商店 八王子田代城」
「奥芝商店 八王子田代城」は北海道の有名なスープカレーのお店で、東京進出時に八王子という地を選んだそうです。甘エビの頭を使った出汁が特徴的です。
紹介されていたカレーは「やわらかチキンと大地の恵み(1,740円)」。
八王子「インドラ」
八王子の老舗カレー店「インドラ」。インドカレーをベースにして、約25種類のスパイスを使った、比較的サラッとしたタイプのカレーでした。
紹介されていたカレーは「スペシャルチキンカレー(1,430円)」で、骨付きの鶏もも肉がドカンと入った食べ応えのありそうなカレーです。
竹中直人さんが学生時代から40年以上も通っているそうで、竹中さんのお気に入りは「ひき肉とナスのカレー(990円)」だそうです。
蓮沼「インディアン」
東急池上線で蒲田から1駅の「蓮沼」は、「カレーを食べるためにこの街へ足を運ぶ」というカレー好きが集まる街だそうで、そんな中で紹介されたのは「インディアン」というお店。
創業65年の老舗ですが、元々洋食屋さんだったそうで、現在はカレーライスと支那そばの2つのメニューが主力とのこと。
「最高級カレーライス(1,000円)」は、元洋食屋さんだったということもあり、見た目は王道の欧風カレーでした。
丸の内「洋食ビストロ ドンピエールハート」
東京駅近くにあるKITTEの5階に入ったフレンチ洋食の名店「洋食ビストロ ドンピエールハート」。
フレンチの手法にスパイス掛け合わせた「特製ビーフカレー(1,650円)」は、誰もが想像する王道な欧風ビーフカレーでした。
丸の内「インデアンカレー 丸の内店」
こちらも東京駅近くにあるTOKIAの地下一階に入っている「インデアンカレー 丸の内店」。本店は大阪にあり、大阪ではかなり有名なお店だそう。
紹介されていたのは「インデアンカレー(780円)」と、「インデアンスパゲッティ(780円)」でした。
高尾山「やまびこ茶屋」
高尾山に登らないと食べられないお店「やまびこ茶屋」。蕎麦も名物のようですが、カレーもおいしいと評判だそうです。
紹介されていた「特製カレーライス(900円)」は、真っ赤な福神漬けが似合う家庭的なカレーライスでした。
森下「カトレア(Cattlea)」
明治10年から続く老舗パン屋さん「カトレア」。カレーとカツレツから着想して昭和2年に「元祖カレーパン(現在の価格は238円)」を開発したのがカトレアの初代店主だったそうです。
カレー屋さんのランキングにカレーパンが入ってくるのはどうなのかと思いつつ、家庭的なパン屋さんがめちゃめちゃ好きなのでダントツで足を運んでみたいお店でした。
押上「スパイスカフェ(SPICE Cafe)」
押上にある「スパイスカフェ(SPICE Cafe)」。店主がインドで出会い衝撃を受けて始めたお店だそうです。
「ラッサム(1,150円)」は南インドでは日本の味噌汁的な存在だそうで、日本の米に合うようにアレンジさせているとのこと。
また、こちらのお店ではスパイスのお取り寄せも可能だそうです。
中野「カフェハイチ 中野(Cafe HAITI) 」
1974年〜2011年まで新宿にあったドライカレーの名店「カフェハイチ」が、2016年に中野で再オープンしました。新宿で営業していた頃のスタッフが当時のレシピを完全再現しているそうです。
ハイチの「ドライカレー(700円)」は、丸く盛ったご飯に丸くカレーを乗せたもので、ドライカレーの量がたっぷりと乗っているのが嬉しいところです。
巣鴨「古奈屋 巣鴨本店」
巣鴨にある「古奈屋」はカレーうどんの名店で、和の出汁に牛乳を加えたカレースープは革命的と評価されているそうです。
紹介されていた「天使のえび天カレーうどん(1,550円)」は、その革命的なカレーうどんに、綺麗に揚げられた有頭のエビ天が添えられた逸品です。
12位 三軒茶屋
界隈には劇場も多く、演劇人が集まるこの街には、サブカルとスパイスの香りが漂う。カレーで一杯も定番。
三軒茶屋「CURRY&BAR 2531」
三軒茶屋「CURRY&BAR 2531」のカレーは中目黒にあった「ビッグママ」という焼肉店から受け継いだものだそうで、フジロックの屋台としても数年間出店していたそう。
「和牛もつカレー(790円)」は、元々ビッグママの裏メニューだったそうです。
三軒茶屋「シバカリーワラ(shiva curry wara)」
三軒茶屋「シバカリーワラ」は、カレーマニアが絶賛するインド料理店で、本場インドカレーではあるものの日本人の口にも合うと評価されているお店だそうです。
紹介されていた「カレープレート(1,550円)」は見るからにしっかりとしたインドカレーのプレートという印象でした。
吉祥寺「COFFEE HALL くぐつ草」
吉祥寺「COFFEE HALL くぐつ草」はカレー専門店ではなく喫茶店。
「くぐつ草カレー(1,250円)」は玉ねぎをじっくりと炒めて丸1日煮込んだ欧風カレーで、喫茶店らしくコーヒーとセットでいただくのがおすすめだそうです。
吉祥寺「吉祥寺カレー屋 まめ蔵」
「吉祥寺カレー屋 まめ蔵」も同じように喫茶店カレーの名店です。
紹介されていた「スペシャルカレー(1,400円)」はコーヒーとセットでこの値段。大きめの具材がゴロゴロと乗ったカレーは、ここでしかいただけないような独自性のあるルックスでした。
神保町「カリーライス専門店エチオピア 本店」
御茶ノ水と神保町の中間地点にある人気カレー専門店「エチオピア」。サラッとしたタイプでご飯と一緒に食べるインドカレーというイメージのお店です。
紹介されていたのは「チキンカリー(920円)」。僕は以前に「チキンと野菜のミックスカレー」をいただいたことがあるんですけども、野菜を加えたことで水っぽさがあった気がしていて、今度はチキンカレーを食べてみようと思います。
築地「東都グリル 本店」
築地場外にある「東都グリル」は、揚げ物中心の定食もあれば、築地らしく刺身も置いているという昭和の洋食屋さん的なお店です。
そんな揚げ物が人気の東都グリルで紹介されたメニューは「カツカレー(850円)」でした。
不動前「東印度カレー商会」
「東印度カレー商会」は築地のお店として紹介されてましたが、現在は不動前に移転して営業しています。
僕が以前にいただいた「上々豚カレー(1,050円)」は、インドカレーと欧風カレーのいいとこ取りをした、コクがあってスパイスの爽やかさもあって最高のカレーです。
高円寺「スパイスカレー青藍」
高円寺は「日本のインド」と呼ばれているそうなんですが、そんな高円寺で紹介された2店舗のうち一つが「スパイスカレー青藍」。
日本屈指のスパイスカレーが味わえるそうで、油でスパイスを熱してその油にスパイスの香りをつけるという「テンパリング」を注文のたびに行っているそうです。
高円寺「ネグラ 妄想インドカレー」
高円寺で紹介されたもう1店舗は、2016年にオープンした比較的新しいお店「ネグラ 妄想インドカレー」。
インドカレーではあるものの、店主曰く「妄想を免罪符に自由に作っている」との事で、本場のインドカレーでは使われない食材やスパイスの組み合わせで作っているそう。
紹介された「本日のカレー(1,200円)」では、「しらすのビンダルーカレー」という和食材とインドカレーを見事に融合させてました。
日比谷「日比谷松本楼」
明治36年創業の老舗洋食店「日比谷松本楼」。
「ハイカラビーフカレー(1,100円)」は、松本楼を代表するメニューとして受け継がれ、創業から100年以上レシピを変えていないそう。
新大久保「SPICY CURRY 魯珈」
新大久保エリアは海外の食材が充実していて、「スパイスの聖地」と言われるほど多種多様なスパイスが手に入りやすいそうです。
そういった理由から「SPICY CURRY 魯珈」は新大久保に店を構えているそうで、看板メニューの「ろかプレート(1,050円)」は魯肉飯(ルーローハン)とチキンカレーが味わえる一皿です。
ミシュランガイドにも掲載されたことがあり、メディア露出もあることから、常に行列の絶えない人気店です。
レトルトカレー化もされているので、自宅でも手軽に楽しめそうです。
葛西「スパイスマジック カルカッタ」
葛西はインド人が集まるエリアで、3店舗のインドカレー店が紹介されてました。
1店舗目は「スパイスマジック カルカッタ」。乳製品を使った濃厚な味わいが特徴である北インドのカレーがいただけるお店です。
紹介されていたのは「チキンバターマサラ(1,050円)」に「ガーリックナン(460円)」でした。
葛西「カフェと印度家庭料理 レカ」
2店舗目は「カフェと印度家庭料理 レカ」。こちらは西インド料理のお店で、ナンではなく、米粉を発酵させずに焼いた「バクリ」が味わえます。
紹介されていたのは「バジ・バクリ(600円)」というバクリにひき肉のカレーと漬物のようなものがセットになったプレートでした。
西インド料理について調べてみたところ、僕の好きなカレーの一つ「ポークビンダルー」は西インド料理だそうです。酸味があって夏場におすすめのカレーです。
葛西「デリー ハイト(Delhi Heights Kasai)」
3店舗目は南インド料理のお店「デリーハイト」。
最近人気の、バスマティライスというインドのお米を使った炊き込みごはん「ビリヤニ」は南インド料理だそうですよ。
紹介されていたメニューもビリヤニで「マトンビリヤニ(1,600円)」でした。
銀座「ナイルレストラン」
日本初の本格インド料理店である「ナイルレストラン」。東銀座駅を出てすぐのところにあるお店です。
昭和24年創業の老舗で、「ムルギーランチ(1,500円)」は創業当初から変わらない看板メニューだそうです。
ターメリックライスと、大きめの骨つき鶏もも肉が特徴的で、カレーも肉も米も全てを混ぜて食べるのがおすすめとのこと。
荻窪「すぱいす」
料理評論家の山本益博さんが絶賛しているのが荻窪のインド風カリーの有名店「すぱいす」です。
20種類以上のスパイスを配合し、主人が毎朝自らの手できちんと挽いているため、香りが鮮烈なのが特徴だそう。
紹介されていた「極上の牡蠣と日本ほうれん草のカリー(2,299円)」は見た目から味の想像ができなかったので、実際に足を運んで食べてみたいと感じました。
荻窪「トマト」
荻窪でもう1店舗紹介されたのが、食べログカレーランキングで長年1位の座に君臨し続けている「トマト」。
紹介されていた「和牛ビーフタンカレー(3,200円)」は、36種類のスパイスを配合した欧風カレーです。
新宿「新宿中村屋」
レストランでいただくインドカレーといえば「新宿中村屋」。明治34年にパン屋として創業し、昭和2年にレストランがオープン。そこで中村屋のカレー「純印度式カリー(1,760円)」が生まれたそうです。
以前に食べたことがありますが、見た目と味のギャップというか、意外とドストレートではなく変化球的な味わいだったことにびっくりしました。
中村屋はレトルトカレーも販売されてます。
神保町「共栄堂」
神保町にはカレー屋さんが多く、4店舗紹介されてました。神田カレーグランプリと絡めて神田エリアとしての紹介でしたが、実際はどのお店も神保町が最寄りです。
1店舗目は神保町のカレー店の中でも最古参。大正13年創業の老舗「共栄堂」です。
インドネシアのスマトラ島のカレーを提供するお店で、辛味というよりも苦味が特徴的なサラッとしたカレーです。
番組で紹介されたのは「ポークカレー(900円)」ですが、以前に僕がタンカレーをいただいた時のレポ記事がありますので、そちらもご覧ください。
神保町「マンダラ」
北インドカレーのお店「マンダラ」。2012年には神田カレーグランプリで優勝した人気店です。
「チキンバターマサラ(1,050円)」が人気メニューとのこと。
神保町「欧風カレー ボンディ」
欧風カレーという言葉は「ボンディ」から始まったそうです。
ブイヨンで炊いたライスにカレールーが別添えされており、さらにじゃがいもにバターがついてくるというのがボンディのスタイル。紹介されていたのは「ビーフカレー(1,450円)」でした。
じゃがいもをつけるというシステムはボンディを真似て神保町の様々なお店で取り入れられています。
神保町「まんてん」
ひき肉入りのカレーを提供している「まんてん」は、安くてボリュームがあることで、学生やサラリーマンに人気のお店。
紹介されていた「カツカレー(650円)」は、カツもカレーもたっぷりと乗っていてこの金額なのはすごいなと感じました。
個人的に好きなカレー屋さん
すでに何店舗か僕が行った事のあるカレー屋さんはご紹介しましたが、特にお気に入りのカレー屋さんをご紹介しておきますね。
戸田公園「チリチリ」
最後の晩餐として何を選ぶかと問われたら迷わず「チリチリ」と答えるほど好きなお店です。
インドカレーをベースにしているもののいわゆるインドカレーとは全く違った料理で、ここでしか食べられない唯一無二のカレーです。また、油をあまり使っておらず、胃に優しい味付けが最高です。
以前は渋谷にあったんですけども、今は戸田公園に移転しています。
西小山「小さかった女」
西小山にある「小さかった女」も唯一無二のカレーがいただけるお店。
見た目はおしゃれな欧風カレーというイメージですが、口に運ぶと全く印象が変わります。食べるごとに複雑なスパイスの香りが押し寄せてくる感じです。
最後に
今回紹介されたお店の中では「魯珈」には以前から行ってみたいと思っていたものの、整理券を手に入れるための行列がすごいという話を聞いてなかなかいけなかったんですよね。
とはいえいずれは食べてみたいと思ってるので、覚悟を決めて行列並んで食べてみたいと思います。
※金額は記事執筆現在のものです