以前にYouTubeの公開制限「限定公開」と「非公開」の違いについて書きました。
限定公開っていう言葉から誰にも見られないような印象がありますが、場合によっては誰かに見られる可能性もあります。
今回はYouTubeで限定公開に設定した動画がどういうものか、そしてどんなときに見られてしまうのかを解説します。
限定公開に設定した動画の特徴
限定公開に設定した動画の特徴は下記の通りです。
- 検索では出てこない
- 関連動画にも出ない
- URLをクリックすると誰でも見れる
検索にも関連動画にも出ないため、通常ルートではどうやってもその動画にたどり着くことはありません。
ポイントなのは最後の「URLをクリックすると誰でも見れる」というもの。
つまりURLが流出した場合は簡単に見られてしまいます。
気をつけていれば絶対にないんですが、どんなときに限定公開に設定した動画を見られてしまうのか、具体例を挙げてみます。
公開設定された再生リストに入れた
一番やってしまいがちなのはコレ。以前に僕もやってしまいました。
動画自体は限定公開なんですけど、再生リストを公開の設定にしている場合は普通に見られます。公開設定にした動画となんら変わらないです。
URLをSNSに投稿した
おそらく意図的にやらなければこんなことは起きないと思いますけど、SNSに投稿してしまった場合はURLをクリックしただけで見られます。
例えば友人に結婚式で撮影した動画を送ったとして、こんなことが起こるかもしれません。
友人A「あの日参加した友人Bにもこの動画を見せてあげよう」
↓
友人BにYouTubeのURLをメールで送信
↓
友人B「この動画、他の人も見たいかもしれないからメールだと面倒だしFacebookでシェアしよう」
↓
結果、結婚式に出席してない人にも見られる
この手のトラブルは起こり得るので、十分に注意するように伝えるか、流出することを覚悟しておく必要があると思います。
動画を限定公開でアップする方法
動画を限定公開でアップする方法は下記の記事で解説しています。
といっても、難しい作業は必要ありません。アップロードする際に「公開」となっているプルダウンを「限定公開」に変更してから動画をドラッグ&ドロップするだけです。
最後に
すごく便利に使える限定公開ですが、今回紹介したような事例にはご注意ください。
流出を防ぎたい場合は非公開にしてしまえば安全です。