つんく♂エンタメ♪サロンで知り合った脚本家・カメラマンと一緒に映画を作ってます。
カメラマンさんが現場に持ってきてくれた「Sennheiser MKH 416」を使わせてもらって、プロが使う理由が分かりすぎたので、その所感をまとめておきます。
Sennheiser MKH 416の良いと思ったところ
テレビ局の音声さんって、長い棒にマイクをつけて演者の近くに伸ばしてるイメージがありますが、あのマイクで使われることが多いのがMKH 416です。
実際に使ってみて実感できたすごかったポイントは下記の通りです。
- 指向性が超狭い
- そこそこ距離が離れていても明瞭に音が聴こえる
- 音がクリア
「こんなマイクあったらいいな」が詰め込まれたマイクという印象でした。そりゃみんなこれ使いますよ。
指向性の狭さが特に素晴らしいと感じました。例えば演者が喋っている口を狙っていて、数センチずれた瞬間に音が遠のく感じがするんですよ。マイクで狙ったところの音をバシッと録れます。
Sennheiser MKE 600と比べた違い
僕はSennheiser MKE 600を愛用しています。
10万円オーバーのMKH 416に対して、4万円程度で購入できる手頃な価格感のMKE 600ということもあり性能差はあって当然なんですけど、十分戦力になるマイクという印象です。
映画とかドラマを撮影するのには力不足は否めないものの、Vlogとか、ちょっとしたドキュメンタリーっぽい映像であれば使えると思ってます。
僕の使用例としては、「小林亮太とグルメバーガーと」の取材ではMKE 600を使ってます。インタビューパートをご覧ください。
こちらをご覧いただいたら分かるんですが、明瞭に録音できてるわけではないです。僕の背後にいる店主の笑い声もバッチリ入ってますし。ただ、周りの音をこれくらい拾ってくれた方がむしろこの動画にはフィットしてると思ってるので、そこは長所と捉えてます。
こういったVlogっぽい撮り方する場合にはMKE 600くらいのグレードで十分だと思います。
最後に
映画やドラマの録音部の仕事にも興味があるので、いずれは持ちたいマイクの一つです。
ちなみに、僕はガンマイクよりもピンマイクを使う機会が多く、主に使ってる2つのピンマイクのレポ記事を貼っておきます。