先日「ATEM Mini Extreme」を使う機会に恵まれまして、かなり使い勝手が良かったので、ざっくりとレビューします。
金額的にちょっと高めなので、趣味で使うとしたら本気を出さないといけないくらいですが、仕事ではむしろ安心感があるビデオスイッチャーだなと感じましたので、正直な感想をメモっておきます。
ATEM Mini Extreme
「ATEM Mini Extreme」はこちら。安いでお馴染みのサウンドハウスさんでもこの記事執筆現在で10万円オーバーです。
8カメ扱えるビデオスイッチャーですが、デジカメを8台用意しないといけないわけではなく、HDMI端子出力がある機器であればなんでも接続できます。
例えばゲーム配信をする場合、複数台でゲームを起動して、スイッチングしてそれぞれのプレイヤー視点を切り替えることも可能です。
こちらの画面の右下が配信される映像で、その他はそれぞれのカメラを表示させてます。この画面割りについては「16ビュー/13ビュー/10ビュー/7ビュー/4ビュー」の5パターンにカスタマイズ可能です。
上記の写真は、先日行われた「おとなのFall Guys大会」のゲーム画面で、Fall Guysというゲームでは敗退したプレーヤーであれば生き残ったプレイヤーの視点を切り替えて表示させることはできるんですが、逆にいうと敗退するまでは画面をスイッチングできずに一人の視点になってしまうため、スイッチャーを使って複数の画面を見せることにしました。
8つカメラ分の画面を確認しながら出力するためには、スイッチャーで出力される画面をディスプレイに表示させておけるATEM Mini Extremeはすごく便利ですね。
「ATEM Mini」でも十分なケースは?
僕は「ATEM Mini」という、最も安価なモデルを使っています。3万円台と手を出しやすい価格帯なんですよね。
ATEM Mini Extremeを使ってみて、仕事で配信するのであれば画面に出力できるのは必須条件だと感じました。
僕の場合は自宅で一人で使うことがほとんどで、全ての画角を把握した状態で使ってるため画面で確認する必要がないんですが、現場で使うなら画面での確認は必須だなと。
4カメで十分なら「ATEM Mini Pro」という選択肢もありますが、4カメって絶妙に足らなくて。5,6カメくらい使えると安心なので、8カメまで使えるATEM Mini Extremeは素晴らしいですね。
最後に
ATEM Miniを買った時には4カメで十分だと思いましたし、ディスプレイ表示させる必要もないかなと思ってましたが、実際に使うとやっぱり便利ですね。
今後も配信サポートの現場ではお世話になる機材なので、また気づきがあればブログで紹介します。