歌入りの楽曲を生成できる「Suno AI」は、サービスリリースしたばかりの頃に商用利用ができないっていう情報をチラッと見たので一旦放置してたんですけど、無料ユーザーは商用利用不可なだけでした。
利用規約をちゃんと見ないとダメですね。
この記事執筆現在では、有料プランに入っていれば商用利用が可能ですので、利用規約の確認と、商用利用が可能だったらどんなことができそうか考察してみます。
目次
Suno AIの利用規約を確認する
Suno AIの利用規約について、FAQのページにて記載されていました。
「Commercial Use」のところを見ていただくと、YouTubeでの収益化やサブスクへのアップロードも含めた商用利用が、ProプランかPremierプランでは可能である旨が書かれています。
Suno AIで生成した楽曲を販売するとしたら
利用規約的にはSuno AIで生成した楽曲を販売することは可能ではありますが、現実的ではないっていう印象です。
たしかに楽曲を作る手間はかかりませんが、販売できたとして売り上げが見込めるかどうかはまた話が変わってきます。
例えばTuneCoreで楽曲を登録して各種サブスクに配信するとした場合、アルバムあたり5,225円/年の手数料がかかります。
アルバムは2曲以上であれば何曲でもアルバムっていう1つの単位にはできるものの、新しい曲を生成して登録するたびにかかる分けなので、月に1回1アルバム登録したとして年間で6万円程度かかる訳です。
そうやって販売した楽曲が売れるかどうかは運次第なので、投資金額としてはそんなに高額ではないものの、話題作りをうまくできない限りは負け戦なんじゃないかなと思うんですよね。
YouTubeのBGMなどに利用する場合は歌なしにすると便利
一方で、YouTube用のジングルやBGMとして利用するのは現実的な気がします。
歌入りの楽曲を高いクオリティで作れるのがSuno AIの強みではあるんですが、歌詞を入力しなければインスト楽曲も作れるので、YouTubeのBGMが欲しい時にサクッと作れそうです。
下記の記事にてサンプル曲も貼ってますのでよかったらお聴きください。このクオリティで作れるのは驚異的です。
BGM専用チャンネルを作るのもあり
Lo-Fi Hip Hopなどの音楽を垂れ流しているYouTubeチャンネルには、視聴者としてここ数年お世話になっていて、元々タダオトのYouTubeチャンネルはあの感じを目指してたんですよね。
気づけばクリエイター向けのお役立ち情報チャンネルになってますが、Suno AIで作った楽曲を作業BGMとしてひたすら流すチャンネルは需要がありそうです。
僕自身、演奏系の動画とか自分が作った映像用楽曲の置き場をサブチャンネルとして作った方が良さそうだなと思ってたので、そこにSuno AIで作った楽曲を載せるのもありかなと思いました。
無料ユーザーは商用利用できないものの1日5曲生成できる
Suno AIは無料でも毎日50クレジットが回復します。10クレジットで1曲生成できるため、毎日5曲ずつ作ることができるんです。
無料プランでは商用利用ができないものの、楽曲を作る際のサンプルに使ったり、研究材料として使ったり、刺激をもらうためのトリガーとしての使い方ができると思いますので、ぜひご活用ください。
最後に
Suno AIを作曲時のアイデア出し用ツールとして使おうと思ってましたが、作った楽曲をそのまま生かす方向でも考えたいなと思いました。
サブチャンネルはいいアイデアな気がするのでちょっと進めてみようと思います。