Basic Pitchならブラウザ操作だけでオーディオをMIDIデータに変換できる!

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先日、オーディオファイルをアップロードしたらMIDIデータに変換してくれるプラグインNeuralNoteを紹介しましたが、今回は同じような機能を持ったBasic Pitchを紹介します。

NeuralNoteはプラグインなので、パソコンにインストールして使う必要がありましたが、Basic Pitchはウェブサービスで、ブラウザにドラッグ&ドロップするだけでMIDIデータに変換してくれます。

また、アカウント登録不要で無料で利用できますし、NeuralNoteと比べても検出精度は大差ありません。

僕が弾いたギターをどの程度の精度でMIDIデータに変換してくれるのか、サンプルと共にBasic Pitchの使い方について紹介していきます。

Basic Pitchの使い方

こちらがBasic Pitchの画面です。

画面中央の薄いピンク色のエリアにオーディオファイルをドラッグ&ドロップすると解析が始まり、MIDIデータに変換されます。

画面下部にSHOW MIDI ADJUSTMENTSというエリアがあるので、クリックしてメニューを開きます。

こちらで細かく設定ができるんですが、まずBPMは元の楽曲に合わせておきましょう。その他の項目は変更と試聴を繰り返しながら調整してみてください。

DOWNLOAD MIDIボタンをクリックしてMIDIデータを出力します。

MIDIデータをDAWで確認

ダウンロードしたMIDIデータをLogic Proにインポートして確認してみます。

NeuralNoteでもそうでしたが、僕のギターの弾き方のせいか、発音タイミングや音の長さはバシッとハマっていないものの、コードのボイシングとフレーズはざっくりと解析してくれています。

例えばエレキギターでアルペジオを弾いてそれを元にMIDIデータ化し、音色をアコギ音源に差し替えるという使い方は便利だなと思いました。

また、Spliceなどの音素材サイトからダウンロードしたデータを解析し、MIDIデータを編集して自分なりのフレーズに作り替えるのも面白そうです。

最後に

というわけで、ブラウザにファイルをドラッグ&ドロップするだけでMIDIデータに変換してくれるウェブサービス、Basic Pitchを紹介しました。

操作が簡単ですし、アカウント登録も不要で無料で利用できるサービスなので、ぜひお気軽にお試しください。

昨日の記事で紹介したNeuralNoteも無料で使えます。MIDIデータ化の精度が気になる方は、両方試してみて気に入った方をお使いください。

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