完全に個人の感想ですが、YouTubeのBGMにLo-Fi Hip Hopが適していると感じています。
これまでにもYouTubeのBGMを作る際に気をつけていることをまとめてるんですが、その要素を全て兼ね備えてるのがLo-Fi Hip Hopというジャンルだと思っているので、順番に理由について解説していきます。
テンポが遅い
僕自身もそうですが、YouTubeを倍速試聴する方が増えています。
倍速にすると当然BGMも速くなってしまうため、最近ではBGMのBPMは低め、つまりテンポが遅い楽曲を作るようになりました。
倍速試聴されたとしても、元々が遅いテンポの楽曲なら違和感が生まれにくいです。
Lo-Fi Hip Hopはゆったりめのジャンルなので、比較的倍速視聴にも耐えられると思ってます。
アタックの強い音がないことが多い
BGMにアタック感が強い音が含まれていると、その音が耳障りになって話が入ってこないことがあります。
Lo-Fi Hip Hopというジャンルはフィルターをかけて角の丸い音に仕上げることが多く、例えばドラムのシンバルのような普通に使うとガチャガチャとやかましい音になりがちな音色でも聴きやすくなります。
ローファイ感が得られるエフェクトプラグインが多数販売されてますが、僕はRC-20 Retro Colorを愛用してます。これをかけるだけで一発でLo-Fi Hip Hopにピッタリな音色に変化してくれます。
明るすぎず暗すぎない
Lo-Fi Hip Hopはおしゃれで明るめな楽曲が多いジャンルという印象です。
とはいえ明るすぎず、ポップ過ぎないため、どんな動画にもBGMとしてハマりやすいんです。
また、暗い楽曲だったとしてもコード感やメロディーに使う音色次第では暗く感じにくいものが多く、やはりどんな動画にもハマる雰囲気を持ってると思います。
作曲者としては作りやすいジャンル
音数少なめでも成立し、ループものを素材として使って作れるため、作りやすいジャンルだと感じてます。
例えばドラムにギターとエレピという3トラックでもいい感じに作れるため、打ち込むトラック数が少ない=作業工数も少なくて済みます。
ループものを使いつつも構成を工夫すれば単調になりすぎず、BGMとして飽きない楽曲を作ることも可能です。
最後に
Lo-Fi Hip Hopというジャンルと出会ってから、こればっかり作るようになってしまうくらいハマってます。
また、他にもトロピカルハウスやネオソウルなどもBGMに適してるジャンルだと感じますが、Lo-Fi Hip Hopと似たような共通点があるんですよね。
ゆったりめなテンポ、明るめな曲調、そして僕にとってはどれも作りやすく感じてます。
今後もYouTubeなどでBGMをどんどん公開していきますので、チェックしてみてください。