オーディオファイルをMIDIデータに変換できるプラグイン「NeuralNote」が便利!スタンドアローンでも使える!

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オーディオファイルをMIDIデータに変換してくれるプラグイン、NeuralNoteを紹介します。

このプラグインは、オーディオファイルをドラッグ&ドロップするだけで、簡単にMIDIデータに変換することができます。

複雑な音声ファイルだと難しいんですが、楽器のソロ演奏であれば和音でもMIDIデータ化してくれます。

この記事執筆現在無料配布中です。いつまで無料のままなのか分かりませんが、気になる方はぜひチェックしてみてください。

NeuralNoteのダウンロード

まずはNeuralNoteをダウンロードしましょう。GitHubにてデータが公開されています。

スタンドアローン版もありますし、AU版とVST版もあるため、DAWソフト内で立ち上げることもできます。

個人的には、オーディオデータをドラッグ&ドロップするだけで、MIDIデータ化できるのであれば、スタンドアローン版でも十分使いやすくていいと思います。

ドラッグ&ドロップでMIDIデータに変換

こちらがNeuralNoteの画面です。使い方は簡単で、オーディオファイルをドラッグ&ドロップするだけです。

3分以内のファイルじゃないとエラーが出てしまうので、尺は調整してください。

左側のメニューで検出の精度を調整したり、スケールクオンタイズができたりします。BPMは元の楽曲と合わせておきましょう。

設定ができたら、「DRAG THE MIDI FILE FROM HERE」のバーをつかんで、

デスクトップにドラッグ&ドロップします。これでMIDIデータを出力できました。

Logic ProでMIDIデータを確認してみる

出来上がったMIDIデータの内容をLogic Proで確認してみます。

NeuralNoteでMIDIデータ化したものがこちらです。(サンプル曲は動画に掲載してますので、詳しくは冒頭or文末に埋め込んであるYouTubeの動画をご覧ください。)

元々ラフに弾いているギターということもあり、発音タイミングや音の長さはイマイチ合っていませんが、コードのボイシングやフレーズはなんとなく解析してくれています。

あとはここから編集していけばいいんですが、この手順でフレーズを作るのと鍵盤で弾いてから編集するのと、どっちが楽かと言われたら後者かなとは思ってしまいます。

とはいえ、「ギターは得意だけど鍵盤は弾けない」という方にとっては、打ち込みしやすくなるかもしれないので、試してみる価値はあると思います。

Logic ProではオーディオをMIDIに変換する機能もある

以前にLogic Proの機能を使って、オーディオをMIDIデータに変換する方法を解説しました。

今回紹介したNeuralNoteはDAWソフトの機能に依存しないですし、スタンドアローンで起動することも可能なので、Logic Proユーザーでなくても使えるのが強みです。

Logic Proユーザーは、下記の記事も参照してみてください。

鼻歌からMIDIデータを作る!Logic ProのFlex機能でオーディオからMIDIに変換する方法!
続きを読む

ブラウザで操作したい人はBasic Pitchがおすすめ

NeuralNoteはWindowsやMacで使うソフトなので、インストールして使うのがめんどくさいという方もいらっしゃると思います。

そんな方は、ブラウザだけで使えるBasic Pitchがおすすめです。

詳細は下記の記事にまとめてます。

Basic Pitchならブラウザ操作だけでオーディオをMIDIデータに変換できる!
続きを読む

最後に

というわけで、オーディオファイルをMIDIデータに変換してくれるプラグイン、NeuralNoteを紹介しました。

精度は完璧ではないものの、ラフに弾いたギターをこんな簡単にMIDIデータ化してくれるっていうのはすごく便利だなと感じました。

無料で使えるプラグインですので気になった方はぜひお試しください。

動画もチェック

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