NI KOMPLETE 14にアップグレードすることでの大きな変更点

NI KOMPLETE 14にアップグレードすることでの大きな変更点
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巷ではiPhone 14の発表で話題となっていた2022年9月8日に、たまたまなのか狙ったのか「NI KOMPLETE 14」が発表されました。

14という数字の共通点しかないですけど、NI KOMPLETE 13ユーザーの僕としては気になる話題だったので、アップグレードするとどのようなプラグインが追加されるのか、特に大きな変更点についてまとめました。

NI KOMPLETE 14のざっくり概要

これを買うだけでDTM用の音源は一通り揃ってしまうほど、数々のプラグインや音源がバンドルされている「NI KOMPLETE」。

下記の4段階のバンドルに分かれてます。

  • KOMPLETE 14 SELECT
  • KOMPLETE 14 STANDARD
  • KOMPLETE 14 ULTIMATE
  • KOMPLETE 14 ULTIMATE Collector’s Edition

これまでのバージョンから大きく変わった1点目として、名称の変更がありました。「無印」がなくなって「STANDARD」になり、呼びやすくなりましたね。

スペックなどの詳細はDTMステーションをご覧ください。いろいろと見て回りましたが、こちらのサイトが最も見やすくまとまってます。

NI KOMPLETE 14にアップグレードすると得られる恩恵

正直スペックなどを見ても全然ピンとこなかったので、僕なりにNI KOMPLETE 13からの大きな変更点だと感じたところのみまとめておきます。

KONTAKT 7

NI製品の中で1,2を争うほど使ってるプラグイン「KONTAKT」がついにバージョン7になりました。

ブラウザ機能の強化や、いまっぽい音が即使えるプリセットが追加されたりしているようです。

また、開発環境が使いやすくなっているとのことで、サードパーティーの音源が開発しやすく、クオリティの高い音源のリリースが期待できるとのこと。

KONTAKTを多用している僕としては、質の高い音源がどんどん出てくれると大変嬉しいです。

iZotope/Plugin Alliance/Brainworx 3社の製品が追加

STANDARD以上のバンドルにはiZotope/Plugin Alliance/Brainworxの3社の製品が追加されてます。

「Soundwide」という会社でまとまったことで、NI KOMPLETEがよりバラエティー豊かなバンドルとなりました。

特にOzone 10が付属されてくるのは熱いですね。これからDTMを始める人にとってより一層NI KOMPLETE買っておけばOKというプラグインバンドルになったと感じました。

Session Guitaristシリーズに新製品が追加

僕はギタリストなので自分で弾いてもいいんですが、意外とギター音源を使う機会も多くなってきました。

Session Guitaristシリーズは音質が良くて、本当に「こんなん、なんぼあってもいいですからね」っていう心の中のミルクボーイが出てきちゃう音源なんです。

KOMPLETE 13リリースののちに発売されたElectric Mint, Electric Vintage, Picked Nylonも追加されてます。

Electric Vintage, Picked NylonはULTIMATE以上じゃないと使えませんが、Electric MintはSTANDARDに含まれてます。

最後に

iPhoneもKOMPLETEも、数年前にだいぶ完成されてしまっていて、アップグレードのワクワク感はかなり薄めっていう印象ではあります。

とはいえ、これまでKOMPLETEを持ってなかった方が買うなら間違いなく即戦力なバンドルですし、僕はKOMPLETE無印使いなのでSession Guitaristシリーズ新音源目的でULTIMATEへのアップグレードも検討しようかなと思いました。

毎年ブラックフライデーに安くなりますので、まずは慌てず様子見ます。

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