モーニング娘。'21のフルアルバム「16th〜That's J-POP〜」の情報諸々まとめと個人的な感想書き殴り

2021年3月31日、モーニング娘。にとって通算16枚目となるフルアルバム「16th〜That’s J-POP〜」がリリースされました。

前作がリリースされたのが2017年12月6日だったので約3年ぶり。僕がモーニング娘。にハマったのが2019年からなので個人的には初めてアルバムリリースをリアルタイムで楽しみにしてました。

事前にチラッとは聴いていたものの、改めて全部通して聴いて素晴らしいアルバムだったので、個人的な感想を書き留めておきます。

「16th〜That’s J-POP〜」

公式のYouTubeチャンネルにて「16th〜That’s J-POP〜」の全曲紹介動画が公開されてますので、チラッと聴きたい方はまずこちらをご覧ください。

「16th〜That’s J-POP」の収録曲はこちら。「LOVEペディア」と「人間関係No way way」は作詞:児玉雨子/作曲:オオヤギヒロオ、それ以外は全てつんく♂さん作詞作曲です。

冒頭の「愛してナンが悪い!?」から「TIME IS MONEY!」までの楽曲は、それぞれバラエティー豊かな楽曲であるものの、ムーンバートン的なアレンジでまとめていることで統一感がすごいです。

モーニング娘。といえばEDMというイメージではあったものの、K-POPで主流となっているムーンバートンのようなアレンジってそれほど多くはなくて、世界を取りに行く気概みたいなものが見えた気がします。

そこからバラード曲の「泣き虫My Dream」、ポップで明るい曲調の「二人はアベコベ」と展開することで一気に場面転換する感じも、アルバムというパッケージにまとめたからこその良い流れだなと感じました。

ここ数年のモーニング娘。のシングル曲がツボすぎて、それが全部入ってるアルバムなのでそれだけで満足度が高いです。

この中で最も古いシングルが「人生Blues / 青春Night」。どちらも大久保薫さん編曲で、一般的にEDMと言われたら想像するようなサウンドをさらに一手二手進めたような巧妙なアレンジが最高です。

「KOKORO&KARADA」は個人的に超好きで、関ジャムの企画に乗っかって2000年〜2020年までにリリースされた曲をランキングにしてみたところ第4位でした。20年の音楽史の中で第4位って、相当好きですよね。こちらも大久保薫さん編曲。

僕は平田祥一郎さんのアレンジも好きで、「純情エビデンス」を聴くと大久保薫さんとはまた違ったEDMサウンドが素晴らしいんですよ。どちらかというと平田祥一郎さんの方が王道EDMサウンドという印象です。最近ずっと起床用のアラームは「純情エビデンス」です。

「純情エビデンス」と一緒に収録されている「ギューされたいだけなのに」はこれまで挙げた曲とはまた違ったカッコ良さがあります。ムーンバートンっぽい雰囲気と、つんく♂さん独特の言い回し「ウサギちゃんシンドローム」の破壊力が最高です。

唯一つんく♂さんの楽曲ではない「LOVEペディア」「人間関係No way way」はメロディーが全く同じで歌詞とアレンジが全く別物という実験的な楽曲。ライブであがる曲なので今後もライブ定番曲となりそうです。

シングル曲だけピックアップしても本当にいい曲だらけなんですよね。後半はほぼシングル曲で畳みかけてくる構成が最高でした。

そして何よりこのアルバムの聞き所と言えば、EDM系の音色でゴリゴリのロックチューンにまとめあげた楽曲「恋愛Destiny～本音を論じたい～」。

BPMがかなり速めで近年のモーニング娘。には意外となかった雰囲気でカッコ良いです。

フルバージョンが公式YouTubeチャンネルにて公開されてますので聴いてみてください。

ギターソロもあったりとガッツリとロックバンドなアレンジなので、今度弾いてみようと思ってバックトラックを打ち込み中です。

モーニング娘。の歴代メンバーが初めて参加したシングルについてまとめた記事を書いてますので、こちらもぜひご覧ください。

初参加シングルとは逆に、モーニング娘。の歴代メンバーの卒業シングルについてもまとめてます。こちらも覗いてみてください。

久しぶりに物質としてのCDを買いましたよ。物を増やしたくないと思っているものの、流石にこれは買いますね。

コロナ禍でなかなかライブ会場に足を運べてませんが、「恋愛Destiny～本音を論じたい～」や「このまま！」などのアッパーでノリの良い曲をライブで聴ける日が来るのを楽しみにしています。