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Zoomを使った生配信をするのに必要な機材・ソフトまとめ

Zoomを使った生配信をするのに必要な機材・ソフトまとめ
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Zoomを使って複数人で話しているところを生配信する場合に必要な機材をまとめました。

「Zoomの映像をOBSでキャプチャーしてYouTube Liveで配信」という使い方を想定した機材構成です。

あくまで僕が使っている機材の話ではありますが、参考になれば幸いです。

Zoomを使った生配信をするのに必要な機材・ソフト

まずはZoomを使ったコンテンツの生配信に必須となる機材やソフトをご紹介します。

そこそこのスペックのパソコンとOBSとサブディスプレイ

パソコンは確実に必要な機材ですが、スペックはそこそこのもので大丈夫です。どちらかといえばインターネット環境の方が重要で、ネットが安定してさえいればパソコンはハイスペックである必要はありません。

配信には冒頭にも書いた通りOBSというソフトを使うことが多く、このソフトはWindows, Mac両対応なので、WindowsでもMacでもどちらでもかまいません。

また、Zoomをキャプチャーする画面とOBSを操作する画面が別である必要があるので、サブディスプレイが必要になります。

というか、現状僕はディスプレイ1つの環境でZoomをOBSでキャプチャーする方法を知らなくて、その方法があれば知りたいところなんですが、ZoomとOBSを両方確認しながら配信するためにはサブディスプレイが必須なんですよね。

ウェブカメラ or レンズ交換式のカメラ

映像を映すためにカメラが必要です。パソコンについているウェブカメラを使ってもいいですし、USB接続できるウェブカメラを使うと少し画質が良くなります。

さらに画質を良くするためには、レンズ交換式のカメラを使うのがおすすめです。価格はそこそこしますが、配信以外にも写真撮ったり映像撮ったりできますので、1台持ってると便利ですよ。

なるべく低予算でカメラを用意したい方のためにこちらの記事でまとめてありますので参考にしてみてください。

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ビデオキャプチャーカード

ウェブカメラであればUSB接続すればすぐに使えますが、レンズ交換式カメラをウェブカメラとして使うためには、ビデオキャプチャーカードが必要になります。一部のカメラではUSBケーブルでパソコンにつなぐとウェブカメラとして使えるものもありますが、ごく一部なので、ほとんどの場合はビデオキャプチャーカードを買うことになります。

カメラからHDMIで出力してビデオキャプチャーカードに入力し、そこからUSBケーブルでパソコンに入力するという流れです。

配信者周りで人気の「ATEM Mini」のようなビデオスイッチャーという機材もあるんですが、複数のカメラを切り替える必要がなければビデオキャプチャーカードだけで十分です。

コンデンサーマイク or ピンマイク

Zoomを使った配信の場合は喋りコンテンツであることがほとんどだと思うので、コンデンサーマイクかピンマイクをのいずれかを使ってる方が多いと思われます。

コンデンサーマイクは音質が良いものが多くて選択肢も豊富ですが、感度が高すぎて必要以上に周りの音を拾ってしまいます。またマイクと近づく必要があるのもちょっと不便なんですよね。

そんなコンデンサーマイクでのデメリットを解決できるのはピンマイク。声だけをしっかり拾ってくれて顔をどこに向けてもだいたい同じくらいの音量になるので、喋りコンテンツにおいては僕はピンマイク派です。

Sennheiser XSW-D ラベリアセット」は価格もそこまで高くないですし、音質も良くておすすめです。

生配信や動画撮影用にゼンハイザーのピンマイク「Sennheiser XSW-D ラベリアセット」を購入しました!
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オーディオインターフェイス

マイクの音をパソコンに入力するために必要なのがオーディオインターフェイスです。

特にZoomを使った生配信をする場合にはZoomの音声を配信に乗せる必要があるので、ループバック機能がついてる必要があります。(後述しますが、ループバックはソフトでも代替可能です。)

ループバック機能がついていて安価なオーディオインターフェイスは「MOTU M2 / M4」、「Steinberg UR22C / UR44C」、「YAMAHA AG-03 / AG-06」あたりかと思います。

僕はUR44Cを使ってますので、参考までにレポ記事を貼っておきます。

オーディオインターフェイス「UR44C」がループバック機能付きで生配信に最適!
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オーディオインターフェイスの選び方については動画でも解説してます。

Zoomを使った生配信にあったら便利な機材・ソフト

ここまでに紹介した機材があればZoomを使った生配信ができますが、より便利にしたりクオリティをあげるために使ってる機材をご紹介します。

Loopback

ループバック機能つきのオーディオインターフェイスが手に入らなかったり、すでに持っているオーディオインターフェイスがループバック機能対応のものでない場合、「Loopback」というソフトで補うことができます。

無料でも使えますが、無料だと20分しか使えないので現実的ではありません。1万円課金することで20分以上使えるようになりますが、オーディオインターフェイス買うよりは少し安いので、こちらもぜひ検討してみてください。

Macの中で鳴っている音を録画したい時に「Loopback」が便利!
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ちなみに、せっかくループバック機能付きのオーディオインターフェイスを買ったのに、Loopbackばかり使ってます。入力ソース側のソフトを制限できるので事故が起こりにくいんですよね。不用意に鳴ってしまった音を配信に乗せたくないので。

照明

カメラを良いものにするよりも照明環境を整えた方が良い結果になる場合もあるくらい、照明によって見え方が左右されます。

必須機材ではないものの、個人的には照明がないと配信したくないなと思ってしまうくらい重要だと感じてます。

僕が使ってる照明機材に関してはこちらの記事をどうぞ。

生配信や動画撮影にはカメラよりまず照明機材を整える方が安価にクオリティをあげられる
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ノイズ除去ソフト「iZotope RX 8」

生配信する際にエアコンの音をマイクが拾ってしまうことがありますが、エアコンを消して配信するのも時期によっては大変なので、そのノイズを消すためのソフトを使ってます。

「iZotope RX 8」というソフトで、OBSで使うことができるので、エアコン使いながらの生配信におすすめですよ。

イベントの現場で生配信したい場合の機材

Zoomを使った生配信の場合は今回紹介した機材で問題ありませんが、実際に現場に行ってカメラやマイクを使って生配信をする場合にはまた違った機材が必要です。

詳しくはこちらの記事にまとめてありますので、こちらも参考にしてみてください。

ライブやイベントなどで生配信するのに必要な機材まとめ
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最後に

どんな配信をしたいかによって機材構成が変わってくると思いますので、今回紹介した僕が使ってる機材を参考にしつつ、ご自身の環境に合わせて足したり引いたりして機材を選んでくださいね。

ちなみに、最近「StearmYard」という配信サービスを使ってみて、Zoomを使うよりも手軽に複数人での喋りコンテンツを生配信することができました。ZoomもOBSも設定や操作を覚えるまでにそこそこ苦労するので、難しいと感じる方はStreamYardをお試しください。

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