先日カメラ購入の相談に乗りまして、その時の条件が「イベントなどの生配信を2カメ以上でやりたい」ということで、カメラもレンズも数が必要になるということもありなるべく低予算で揃えるなら何がいいのかを真剣に考えてしまいました。
動画配信や動画撮影をするカメラを選ぶにあたり、低予算となると最新機種が選択肢から外れる中、少し前の機種の中でも優秀なカメラは多いのでいくつかご紹介します。
この記事は2020年に書いた記事のため、その頃に出ていた機種の中から僕が主観で選んだものです。
目次
いつまでも値下がりしない優秀なカメラ「SONY α7Ⅲ」
最近優秀なカメラが続々出てきて、予算が許すなら最新機種がおすすめなんですが、予算を押さえるとなるとちょっと前の機種を選ばざるをえないんですね。
そんな中で、多少型落ちになってきたものの、いつまでも人気のカメラの一つが「SONY α7Ⅲ」です。
僕の友人もこのカメラを使って映像作品作ってますし、やはり動画はSONYが強いですね。
ホントはもっと安くなってくれるとありがたいんですが、新製品がどんどん出ていく中で全く値崩れしないのは、それだけ使い勝手が良くて人気であるということなんですよね。
SONY純正のレンズは高いので、タムロンやシグマなどのレンズと組み合わせるとより一層低予算で揃えられると思います。
α7Ⅲと同価格帯でバリアングルディスプレイの「SONY α7C」
α7Ⅲと価格はさほど変わらず、2年ほど新しい機種で、さらにバリアングルディスプレイである「α7C」も良い選択です。
友人がα7Ⅲとα7Cのどちらを選ぶのが良いのかという動画を出してますので、詳細はこちらをご覧ください。
SONYでより低予算に押さえるなら「SONY α7Ⅱ」
上記の2機種がかなり優秀なんですが、低予算とはいえどちらも20万円ほどするので、10万円程度に押さえたいという場合は「α7Ⅱ」という選択もありだと思います。
機能や画質では新しい機種に比べて劣るものの、レンズの選択などでカバーできる範囲かなと。カメラを2,3台使って切り替えて使いたい場合に1つ紛れ込ませてても十分いい仕事してくれるんじゃないかと思います。
YouTuber御用達の「GH5」
こちらもα7Ⅲ同様、なかなか値段が落ちてこないどころか、ちょっと前までもっと安かった気さえする「GH5」です。
フルサイズ機ではないので背景をボケさせるような使い方よりも、手前も奥もシャープに見せるような使い方をしたい時に活用できます。
手振れ補正が強力なことから愛用しているYouTuberも多いカメラです。
三脚に据え置きして使うなら、「GH4」という選択肢もあります。手振れ補正がないため三脚は必須ですが、7万円程度で購入できるので台数が必要な時にはこちらもありですね。
Canon派なら「EOS R」や「EOS RP」
EOS R5とEOS R6が素晴らしいスペックで発売された今、予算が許すなら絶対この2機種がおすすめなんですけども、EOS R6が30万円ほど、EOS R5だと45万円ほどします。
例えばそれぞれ1台ずつ買ったとして、それぞれのレンズを買ったら、選ぶレンズによっては100万オーバーしかねないので、なかなか予算的に難しいと思うんですよね。
「EOS R」は僕が現在動画撮影に使っているカメラですが、優秀な点は結構あるんですよ。こちらは20万円以内くらいで購入できます。
「EOS RP」でも配信用と割り切れば十分だと思います。こちらであれば10万円ちょっとです。
Blackmagic Pocket Cinema Camera 4K
「Blackmagic Pocket Cinema Camera 4K」は、Blackmagicの製品の中では比較的手頃な価格の製品で選択肢としてありかなと思ったんですが、電池持ちが悪いので今回は向いてないかもしれないです。
例えば他に3カメくらいあってそれらは全て三脚に固定し、1台は手持ちで動きを見せるみたいな使い方をする時にBlackmagic Pocket Cinema Camera 4Kが1台あると綺麗な映像を映すことができて良いかもしれないですが、とにかくそんな感じでプラスアルファするようなカメラかなと。
映像作品作りには大活躍してくれると思いますけどね。
最後に
あくまで僕の主観で選びましたけども、使い方によっては高性能でお手頃価格なカメラはいくつかありますので、ぜひチェックしてみてください。
カメラを複数台手に入れたら、ビデオスイッチャーも必要になりますが、ATEM Miniは安くていろいろ使えるので、こちらもおすすめです。