僕がDTMを始めたばかりの2000年代前半ではサンプリングCDという音素材が大量に入ったライブラリを購入して、それを使って曲を作るのが一般的でした。
最近ではそういった音素材をダウンロードできるサービスが増えてきたんですが、月額1000円以内で毎月100素材ダウンロードできる「Splice」というサービスを良く使ってるのでご紹介します。
目次
100万以上のアイテムをダウンロード可能な音素材サービス「Splice」
「Splice」は、100万以上ある音楽素材をダウンロードできるサービスです。キックやスネアなどの単発素材、リズムループ素材、シンセのフレーズ素材など、多種多様な音楽素材がダウンロードできます。
視聴も可能なので、まずはお気軽にサイトを覗いてみてください。
UIはこんな感じ。
ジャンル別とか、楽器別に検索できたりします。
クラブミュージック系の楽曲が多く、ギターの素材は著しく少ないです。
個人的にはシネマティックな効果音とか、リズムループがたくさんあるのが気に入ってます。
BPMやキーが登録されている素材もあって使いやすいです。
Spliceのプランとクレジット
4つのプラン
Spliceのプランは3段階あります。
- Sounds+ $9.99:100クレジット
- Creator $19.99:200クレジット
- Creator+ $29.99:600クレジット
1クレジットで1アイテムダウンロードができます。「この曲だけ3クレジット」みたいなややこしいことがないのが嬉しいですね。
Creator以上のプランでは「Astra synth」「Beatmaker」という2種類のプラグインが使えるようになり、レッスン動画を閲覧することができるようになります。
まずは100クレジット使えるSounds+プランで十分だと思います。馴染んできたらプランのアップグレードを検討してみてください。
クレジットは持ち越し可能
余ったクレジットは翌月に持ち越し可能です。しかも、最大5か月持ち越せるとのこと。だいぶ余裕をもって素材選びができます。
大量に楽曲を作る際に上位プランで登録するっていうのもいいかもしれませんが、スケジュールに余裕があるのであれば使いきれなかったクレジットをしばらく貯め込んでおくのも良さそうです。
支払い方法はクレジットカードかPayPal
支払いはクレジットカードとPayPalが使えます。
僕はPayPal支払いにしてます。PayPalにしておくと数年に一度くるクレジットカードの更新にビビらなくて済むのがいいんですよね。
Spliceのサイト上でいいねしてアプリでダウンロードする
Spliceのサイトで視聴して良さそうなものに「いいね」をつけられます。
ダウンロードするためにはアプリを入れないといけないので、アプリでは「いいねをつけたものをダウンロード」していくようにすると使いやすいです。
Spliceから退会したのちもダウンロードした楽曲は利用可能
規約的には「商用利用可能」「サービス利用をやめた場合でもそれまでにダウンロードした素材は利用可能」であるようです。
これってかなり重要で、契約期間中しか楽曲が使えないとなると、永続的に残る作品の中では使えなくなっちゃいますからね。音楽作品に混ぜるのもいいですし、YouTubeにアップする動画のBGMや効果音として使うのもありです。
【追記】個人的によく使ってる素材まとめ
Spliceでどんな素材を使ってるのか気になると言ってもらったことがあったので、個人的にどんなものを使ってるのかまとめました。
Spliceを使う上でのヒントになれば幸いです。
最後に
作るジャンルによってはかなり強力な武器になると思います。登録も解約も簡単なので、まずは1ヶ月使ってみるというのもありですよ。
下記のリンクから登録すると、僕もあなたも100クレジットもらえますので、登録する際にはぜひこちらからどうぞ。