2018年10月30日にMacBook AirとMac miniの新型モデルが発表されました。
どちらも「今後無くなるかも」という噂がありましたが、かなり魅力的なスペックになって帰ってきてくれました。
どんな人に向いてるのかを考えながらご紹介してみたいと思います。
あんまり安くないけどマシンパワーが強力なMacBook Air
まず今回のMacBook Airの特徴をざっくりと箇条書きにしますね。
- 11インチモデルは廃止され13.3インチモデルのみ
- Retinaディスプレイ対応
- Touch Bar無しでTouch IDはあり
- USB Type-C(Thunderbolt 3)ポート2つのみ
- 従来モデルより17%小型化・10%薄型化
- 本体重量は約1.24kg
- メモリは16GBまで、ストレージは1.5TBまで増設可能
理想的だなと感じたのは、MacBook Proで評判の悪かったTouch Barが無く、使い勝手の良いTouch IDだけは生かされていること。ファンクションキーが使いやすくなったのはありがたいですね。
MacBook Airと言えば小さくて軽くて安価で手に入るっていうMacだった印象でしたが、MacBookの存在によりちょっと違った立ち位置になりましたね。価格もそこそこですし、MacBookよりでかくて重いです。MacBookは1kg以下ですからね。
Retinaディスプレイになったことですし、「Touch Barが無くてちょっと軽くなったMacBook Pro」くらいの感覚で使えそうです。グラフィックや映像制作の仕事をしている方などを除いては、仕事でもバリバリ使えそうなモデルかなと思います。
小型なサブ機を求めてるならMacBookの方がおすすめですが、メインマシンとしても使える手軽なMacを求めてる方は今回のMacBook Airが良さそうです。
ちなみに、僕はサブ機として使える「そんなにスペック高くないけど比較的安価なMacBook」を求めていたので、ちょっと肩透かし感がありました。昔の11インチMacBook Airのようなサクっと買える価格帯だったら良かったなと。
ミニなのにプロ仕様なMac mini
Mac miniは2014年に発売されて以来の新モデルとなり、この4年間待ち遠しかった方も多いのではないでしょうか。
僕も以前はMac miniを使っていて、待ちきれずにMacBook Pro買ったんですが、スペックを見るとかなり魅力的だと感じました。
Mac miniの特徴を箇条書きにします。
- シルバーだった本体カラーがスペースグレイに変更
- 最大3台のディスプレイに接続可能
- デュアルコアのCPUだったものが、4コアのCore i3から6コアCore i7まで選択できるように
- USB Type-C(Thunderbolt 3)が4ポートに加えて、USB 3のポートも2つ搭載
- SDカードスロットが無くなった
- メモリは64GBまで、ストレージは2TBまで増設可能
- オプションで10ギガビットイーサネットを利用可
Appleのサイトに「その進化はミニじゃない」と書かれている通り、CPUは大幅パワーアップしてますし、メモリも64GBまで積めるので、映像制作のようなハイスペックが求められる作業をする人におすすめできるモデルになりました。
これだけハイスペックなMacって、iMac ProかMac Proしかないので、ハイスペックなMacが欲しいけど予算的には厳しいという方は即導入しても良さそうです。
購入後にメモリの増設も可能だそうで、購入時は16GBくらいにして価格をおさえておいて、数年後にちょっと重いなと感じたら32GBや64GBに増やすというのもありだと思います。
MacBook Air同様、個人的にこれを買うかと言われるとちょっと微妙なところです。スペックを見るとかなり素晴らしいなと思えるMac miniですが、現状メインマシンとして使っているMacBook Proから乗り換えようと思えるほどでもなく、映像制作の仕事が増えてきたらメモリを盛りまくって買い増すのもありかなっていうところです。
最後に
どちらも僕は今回見送りましたが、MacBook AirもMac miniも「これを待っていた!」という人も多いだろうなと思える素晴らしいスペックのMacだなと感じました。
今回同時に発表されたiPad Proも魅力的ですし、仕事などでパソコンでの作業を必要としてない方はiPad Proをチョイスするのが良いかなと思います。