一眼レフカメラを買って2年ほど経つんですが、最近「親指AF(オートフォーカス)」というテクニックを学びました。
シャッター半押しでフォーカスを合わせるよりも確実に、そして楽にフォーカスを合わせることができてめちゃめちゃ便利です!
親指AFが便利なシチュエーション
親指AFはシャッター半押しではなく、親指側のボタンでオートフォーカス機能を使う方法で、「フォーカスロック」「置きピン」をしたいときに便利です。
カメラのここにボタンがあって、ここを押してフォーカスを合わせます。
シャッターボタンの逆側なので、親指と人差し指で挟む感じです。
シャッターボタン半押しをキープしつつ画角を調整して撮影するのって大変なんですよね。長時間の撮影だと指が疲れてきてシャッターチャンスを逃すこともあったり。
そんな時に親指AFなら、親指でフォーカスを合わせたのちにカメラを動かしてシャッターを切ることができるんですよね。
僕の場合はライブ撮影が多いんですが、そんなときにシャッターボタン半押しにAFの機能を当てていると「顔にフォーカスを当てたいのに、シャッターを切ろうとした瞬間にマイクにピントがあってしまう」という事故が起こりがちです。そんな事故を避けるために親指AFで撮影してます。
親指AFのやり方
Canon EOS 5D Mark Ⅳの例ですが、親指AFの設定方法をご紹介します。
「MENU」ボタンを押して、いくつかのページをたどって「操作ボタンカスタマイズ」の画面に遷移します。
シャッターボタン半押しを選択。
初期設定では「測光・AF開始」が当てられてます。これを「測光開始」に変更しましょう。
AF-ONボタンの設定は初期設定でAF開始が当てられてると思いますが確認しておきましょう。
「測光・AF開始」になっていればおっけーです。
最後に
シャッター半押しでフォーカスを合わせるっていうのが初期設定ですし一般的だと思われるので、カメラをぱっと渡して「撮って」とは言えなくなりましたが、使い慣れるともう戻れないくらい撮りやすくなりました。
いまメインで使っているCanon EOS 5D Mark ⅣとEF70-200mm F2.8L IS II USMについて書いた記事も貼っておきます。