ドラマ「あなたのことはそれほど」の主題歌「CQCQ」によって一気に脚光を浴びたバンド「神様、僕は気づいてしまった」。
2017年7月26日に1stミニアルバム「神様、僕は気づいてしまった」がリリースされたので早速聴いてみたところ、捨て曲無しのアルバムでかなり気に入りました。
「神様、僕は気づいてしまった」の1stミニアルバム
バンド「神様、僕は気づいてしまった」の1stミニアルバムはバンド名と同名タイトルの「神様、僕は気づいてしまった」。
収録曲はこちらです。
- わたしの命を抉ってみせて
- 宣戦布告
- CQCQ
- 僕の手に触れるな
- 天罰有れかしと願う
- 大人になってゆくんだね
- だから僕は不幸に縋っていました
ドラマ「あなたのことはそれほど」の主題歌となった「CQCQ」以外にもタイアップ曲が2曲収録されており、「僕の手に触れるな」はアニメ「ちるらん にぶんの壱」主題歌、そして「だから僕は不幸に縋っていました」はゲーム「スターオーシャン:アナムネシス」の主題歌です。
「CQCQ」についてはこちらの記事で紹介してますのであわせてご覧ください。
アルバム全体通して聴いてみて、ギターのアレンジが緻密なこととメロディーセンスが素晴らしすぎるんですよね。どの曲もメロディーのツボを心得てる感じ。
そして4分を超える曲が1曲もないんですよね。どの曲もあっという間に駆け抜けていきますので、アルバム1枚さらっと聴けちゃいます。1曲1曲がそこそこ濃い味なのでこれくらい短い方が「もっと聴きたい」って思うのかもしれないですね。
さて、完全に主観ではありますが、各楽曲について感想を書き留めておきます。
「わたしの命を抉ってみせて」はAcid Black Cherryのような高速シャッフルのエロい雰囲気を醸し出した曲で、1曲目からいきなりハートを鷲掴みにされてしまいました。
そして2曲目の「宣戦布告」は一転してアップテンポでストレートな8ビートの楽曲。メロディーも美しいし、コード進行も哀愁があってたまりません。
「CQCQ」は先ほど紹介した記事で褒め倒したようにもちろん素晴らしいし、「僕の手に触れるな」も今回初めて聴きましたが、サビ折り返しのところのメロディーがめちゃめちゃグッと来ます。
「天罰有れかしと願う」は高BPM4つ打ちのいまっぽいアレンジの曲。サビへの転調、そしてサビからイントロに戻すところの転調もうまくて勉強になります。
「大人になってゆくんだね」唯一ゆったりした曲(といってもBPM的にそんなに遅くないけど)で、こういう曲がアルバムの中に1曲だけポツンと入るということはライブは暴れ倒す感じなんだろうなという妄想が膨らみます。
「だから僕は不幸に縋っていました」はアルバムの最後っぽい雰囲気の曲かというそういう訳でもないんですが、このラインナップだと最後に置くのが一番しっくりくるんだろうなっていう曲。サビのメロディーの繰り返し方が絶妙です。
最後に
改めて「CQCQ」を聴き返すと今年聴いた曲の中でも群を抜いて印象的な楽曲ですね。ディレイを使ったイントロのギターフレーズもカッコ良いしメロディーもグッと来るし。
このアルバムを聴いて「神様、僕は気づいてしまった」が好みドストライクであることが確信できたので、今後もチェックしていきたいと思います。