WordPressでは記事ごとに「スラッグ」というものを設定することができます。
個人的にはスラッグは必ず設定しておきたいものなのですが、意外と設定してないブログを見かけるんですよね。
というわけで、スラッグをを設定する方法と、設定しておくメリットについてご紹介します。
投稿画面で「スラッグ」を設定する方法
投稿画面を開いたら上から「タイトル」「本文」「スラッグ」という具合に入力項目があります。
もしスラッグが見当たらない場合は、右上の「表示オプション」をクリックして、スラッグにチェックを入れてください。
このスラッグという項目に「URLの末尾に入る文字列」を入力します。
スラッグはどんな名前にするのが良いか
スラッグの命名規則というか、ある程度ルール付けをしておいた方が良いと思います。
僕は「その記事をイメージさせる英単語3,4つくらいを、ハイフンでつないだもの」にしています。
例えば「WordPressのプラグインまとめ」という記事であれば「wordpress-plugin-matome-2017」にするとか。自分でどの記事なのか判断できる程度でかまいませんので、他の記事とはかぶらないようにユニークな文字列を設定しましょう。
またハイフンでつなぐというのがポイントで、「 _ (アンダーバー)」でつなぐとGoogleが「スペースとは判断しない」という話を聞いたことがありまして、ハイフンでつなぐことできちんと英単語を検索エンジンにも読ませることができるとのこと。
とはいえ、単語をハイフンで繋ぐことがアンダーバーで繋ぐことに比べてどれだけのSEO効果があるのかは僕も良く分かってないので、「せっかくこれから設定していくのであればハイフンの方がいいかも」くらいに留めておいてください。
スラッグをきちんと設定しておくメリット
スラッグを設定しておくとどんな良いことがあるのでしょうか?
先ほどちょっと触れたように、SEO的な効果が期待できるかもしれない、という点がまずひとつ。僕は割と効果あるんじゃないかと思ってるんですが、実際にどうなのかは専門家の方の意見も伺いたいところです。
次に、「URLが日本語にならないようにする」こと。たまにURLに日本語が混ざってるのを見かけますよね。あれってコピペすると「めちゃめちゃ長い謎の英数字」に変換されるんですよ。
誰かにリンクを貼ってもらう際にその「めちゃめちゃ長い謎の英数字」だと気持ち悪いなと思うので、スラッグをきちんと設定して、URLを短くしてあげましょう。
最後に、Googleアナリティクスでどの記事かが分かりやすくなること。これはiPhoneアプリなどで見ると記事タイトルもちゃんと見れるからいいんですが、パソコンでGoogleアナリティクスにアクセスすると、URL表記になっていてどれがどれだかわからないなんてことあるんですよね。
そんなときのためにある程度予測のつく名前を付けておいた方が解析しやすいんですよ。
最後に
スラッグを記事ごとに設定する前に、「パーマリンク設定」はきちんとできてますか?
スラッグももちろん大事なんですが、パーマリンク設定ができたうえで行うべきなので、ぜひこちらもあわせてチェックしてくださいね。