【初夏の南房総ツアー1】館山でこれだけは食べておくべき!「波奈総本店」の「館山炙り海鮮丼」を実食

【初夏の南房総ツアー1】館山でこれだけは食べておくべき!「波奈総本店」の「館山炙り海鮮丼」を実食
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2017年6月9日〜10日にかけて、東京湾フェリーが主催する、「初夏の南房総ツアー」に参加させていただきました。

いろんな観光地を巡ったのですが、ご当地グルメ大好きな私。館山で食べた「新プレミアムご当地グルメ」はとっても心踊る1品でした!

「館山炙り海鮮丼」って?

初日、神奈川県・久里浜港から出航し、30分強で、千葉県の金谷港に到着しました。そこから、バスで60分弱。最初に訪れたのは「波奈総本店」という、老舗の鮨・海鮮料理店です。

この日食べた、「館山炙り海鮮丼」以外にも、たくさんのメニューがあります!

まず、「館山炙り海鮮丼」について簡単に紹介すると、炙り海鮮、刺身、ちらし寿司の三段重で館山の恵みが提供される豪華などんぶり膳で、館山市内4か所のお店で提供されています。

「なんて贅沢な御膳…! でも、お高いんでしょ?」と思うところですが、お値段はどの店舗も一律1800円。しかも税込です。店舗により異なりますが、それぞれ20〜30食限定なので、「絶対に食べたい!」という場合は、予約がオススメなんだそう。(「波奈総本店」は、20食限定です。)

「館山炙り海鮮丼」を大解剖!

あまりの豪華さに、ツアー参加者から「もはや、丼じゃないだろ!」という声が飛び交っていた「館山炙り海鮮丼」。私もそう思いました。

1段目は、串ものが7本。さらにサザエのつぼ焼きがついてきます。

串は日によって異なるものもあるそうですが、この日は、サンガ焼き、金目鯛、イカ、伊勢海老、とこれだけでも十分どんぶり1杯のご飯がいけてしまいそうなラインナップ。(右下の小皿は昆布塩)

特に印象的だったのは、サンガ焼きです。お刺身が大好きなので、なめろうを焼くなんて意味がわからなかったのですが、お肉よりもさっばりとしていて、魚の旨みはしっかり。新鮮なアジを使っているからか、魚のくさみもなく、気づいたらペロリと食べていました。ちなみに、提供される段階で火は通っているので、好みの加減に焼き上げれば、すぐ食べることができます。

2段目はお刺身。この日は、ぶり、イサキ(だったと思います…)、タイ、なめろうと、これだけで十分、海鮮丼として売れるレベル。どれも新鮮でおいしく、この海鮮丼なら1000円くらい余裕で払えます。

なめろうは、なめらかでもっちり。お好みで、酢(わさび皿の下にあるグラス)につけて食べるのですが、この食べ方も初めて。個人的には酢につけて食べるのが好きでした。

3段目は、山の幸と煮付けた魚が乗った花ちらしです。彩りが綺麗で、華やかさもバッチリなので、他の段に見劣りすることもなく、全体的に豪華な印象を与えてくれます。程よい甘辛さで味付けされたタケノコが特においしかったです!

そのほか、夏みかんを使ったウェルカムドリンクや、デザートには夏みかんのババロアもついてきます。あと、あら汁も、さすが、魚のダシがしっかりと効いた味わいでした。

館山で絶対食べるべきグルメ!

本来なら、慶事とか法事とか、そういうイベントで食べるレベルの料理に違いない「館山炙り海鮮丼」。それが1800円で食べられるなんて、ご当地グルメでの町おこしに本気を感じるレベルのランチでした。

たとえ日帰り旅行で訪れたとしても、これさえ食べておけば、館山の魅力を満喫した気分になれるに違いありません!

ちなみにこの日、一緒にツアーに参加した西村愛さんが、90000食目のお客さんに! この様子は、新聞やネットニュースに掲載されています。

「波奈総本店」
■住所:千葉県館山市北条2619-6

※金額は記事執筆現在のものです