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タダオトではクリエイターのみなさんに音源制作をご協力していただいてるのですが、いただいた楽曲のBPMを知りたい場合がありまして、Logic ProでBPMを計測できる「BPM Counter」を使ってみました。
BPM Counterの使い方と、使ってみた感想について書いてみます。
楽曲のテンポを割り出すプラグイン「BPM Counter」
Logic ProはAppleのDAWソフト。他社のDAWソフトと比較して安価なことと、標準のプラグインの(質はともかく)種類が豊富なことで人気のソフトです。
GarageBandとLogicのUIがどんどん似てきてまして、昔よりも圧倒的に初心者でも使いやすくなってきてます。
そんなLogicの豊富なプラグインの1つが「BPM Counter」。これまで一切使ったことがないどころか、存在すら知りませんでした!
プラグインの「Metering」の中に入ってます。この中だとTunerはめちゃめちゃ使うんですけどね。
このプラグインでのBPM測定範囲は80~160ということで、もし180のBPMの曲は「90」であると判断されます。近いところまで検出するからあとはうまいことやってくれということですね。
友人にもらった音素材を使ってBPMを検出してみます。やり方は簡単で、プラグインを挿したトラックで再生させるだけ。
無事BPMが検出されましたが、表示されたのは「BPM75」。80から160じゃなかったんかい!(よくわからないですけどこういうこともあるみたいです)
BPM Counterで検出されたBPMにプロジェクトのBPMを合わせて、試しに適当な個所でループできるかどうか確認したところ、きっちりループされました。これでこの素材のBPMが間違ってないことが証明されました。
当然のことですが打楽器などのアタック強めの楽器では検出しやすく、パッドなどには向いていません。ギターもアルペジオなら検出しやすいけども、歪ませて白玉弾いてたら検出できないでしょう。
最後に
BPM Counterかなり良いですね。タダオトの素材を登録する際に必須プラグインとなりそうです。
僕はLogicを長年使ってきまして、Mac使ってる方であればまず最初におすすめできる素晴らしいソフトだと思ってます。おすすめできる理由について下記の記事にまとめてありますのでよかったら覗いてみてください。