大人になっても治らない乗り物酔いはいつか克服することができるのか

小さい頃から乗り物酔いが激しくて、高校時代は乗り物酔いを理由に修学旅行へ行かなかったほどなんですが、大人になったいまでも全然治りません。(多少は緩和されましたけども。)

「大人になったら良くなる」と言われ続けてきたんですが、この歳まで治らなかった乗り物酔いを克服することってできるんでしょうか？

僕の乗り物酔いの程度

乗り物酔いについてはあきらめていたところがありまして、これまでブログに書くこともなかったんですが、先日友人に話したところ「似たような境遇の人がいたら克服する手掛かりになるかもしれない」と背中を押されたので書くことにしました。

まず僕の乗り物酔いの程度ですが、

自分が運転する車と電車は比較的安心、他人が運転する車はちょい不安、バスと船はNGという感じです。

船の経験は生涯2回だけ。小学校の頃にフェリーに乗って5分で酔いました。次に乗ったのは2014年に船上での結婚式に招待されたとき。酔い止めの効果もあり多少は軽減されましたが披露宴の途中から離脱してそこからずっと甲板にいました。

タクシーは「最悪途中で降りて歩いて帰ればいいや」っていうくらいの距離であれば乗れます。いつでも降りれるという安心感が手伝って酔いにくいような気がしてます。

バスもバス停の感覚を考えたらいつでも降りられるという安心感はあるんですけどね。匂いや揺れが苦手な気がしてます。

新幹線が怖いのは途中下車ができないからなんですよね。品川から新横浜までは余裕なんですが、そこから名古屋までの1時間半は緊張しっぱなしです。

飛行機なんてもっと途中下車できないですもんね。そういう恐怖から飛行機には乗ったことがなくて海外はもちろん行ったことがないですし、本州を出たことがありません。

冒頭に高校時代は修学旅行に行かなかったと書きましたが、小学校中学校自体はなんとか行けました。移動が電車とバスだったので酔い止め薬で乗り越えました。高校時代は行き先が九州でして、行き帰りは飛行機＋途中で船に乗る工程もあるということでどうしても行く勇気がなくて…。

例えば最近バス旅行系の番組がありますよね。ああいう番組を見るとその人たちが乗り物酔いをするのかどうかを考えてしまって番組の内容が全然入ってこないんですよ。

秘境に行くような番組を見ても景色のすばらしさみたいなところは全然入ってこなくて、そこまでの移動時間とか移動手段とか揺れがどれくらいなのかを想像してしまいます。

他人の移動のことを想像するだけでこの調子なので、自分が長距離移動するときは本当に大変です。

そもそも昔から乗り物酔いが気になりすぎて旅行に価値が見出せません。小さい頃は特に旅行が憂鬱で仕方なくて、当時は家族旅行に行きたくなくて泣きわめいて僕だけ置いて行ってもらったこともありました。(祖母と同居してたので祖母と2人で留守番してました。)

なんとか克服したくて新婚旅行は福岡にしようと考えました。行きは飛行機を試してみて、ダメだったら帰りは新幹線で帰ろうと話してたんですが、日にちが近づくに連れて精神的に追い込まれてなんにもしてないの突然涙がぶわーっと出てきたりしたので新婚旅行自体を止めにしました。

というわけで、こんな僕の乗り物酔いは克服できるのでしょうか？

自分の感覚としては「体の不調半分・精神面半分」という印象です。常に意識が乗り物酔いに向いてしまってるので、ちょっとでも体調的に気持ち悪くなった状態をメンタルが一気に最悪な段階まで引き上げてるような感じがしてます。

また、日常的に体調が良くなくて、毎日「うっすら気持ち悪い」という状態で生活してます。この気持ち悪さは主に食道炎のせいだと思われますが、それとは別に地上にいながら乗り物酔いの断片みたいなものを感じてる日もあり、なんとなく気持ち悪いんですよね。

乗り物酔いの名医みたいな人がいたらぜひご紹介いただきたいです。

また、大人になってから乗り物酔いをしていたけどもその後克服したという方がいたら体験談など教えていただけたら嬉しいです。

Twitterなどでもご意見お待ちしてます。

「シートロエン」という、乗り物酔い対策メガネを購入しまして、乗り物に乗るたびに試してみているところです。

タクシー乗る際などに試してますが、今の所乗り物酔いせずに済んでいます。

購入直後の感想ではありますが、レポ記事も書いてますので、興味のある方は是非チェックしてみてください。

ちなみに、Amazonで売ってないか調べたところ偽物しかありませんでした。購入はシトロエン公式サイトからどうぞ。