1年ぶりに胃カメラを受けてきました。今回で通算5回目の胃カメラです。
以前は胃カメラに対する恐怖心が強すぎてそのせいで胃痛になるというほどでしたけども、「意識下鎮静法(セデーション)」という方法を知ってから全く苦手意識が無くなりましたよ。
意識下鎮静法での胃カメラを受けると気づいたら終わってる
意識下鎮静法(セデーション)というのは、簡単に言えば寝ている間に終わってしまうように検査中だけで切れるような短い全身麻酔をかける方法です。
胃カメラは意識がある状態だと嘔吐感が強くて苦手だという方は多いと思うんですが、この方法を使うと始まった感覚もなく気づいたら終わってるという感じです。
初めてセデーションで胃カメラを受けた時の記事がこちら。
一年ほど前に受けたときに書いた記事がこちら。
ちなみに、つい先日この記事を読んだ読者さんが「どの病院か教えてください」とdelaymaniaのお問い合わせフォームから連絡くれたんですが、返信したら届かなくて…。
もしこの記事読んでいただけたら、TwitterかFacebook経由で連絡いただければ病院教えますので、お手数ですが改めて連絡ください。読んでくれたら、ですけども。
実際は「持続時間が短い全身麻酔」みたいなものですから、その点はデメリットもあるのかもしれないですけどね。「麻酔の方がよっぽど怖い」っていう方もいらっしゃいますし。
とはいえ「胃カメラが苦手すぎて受けられない」よりは全然いいですよ。少なくとも僕は意識がある状態では受けたくない検査なので助かってます。
検査前から検査終了までの流れとかかる時間について
だいたいの感じは去年の記事に書いたので、今年は検査までの流れ、検査から麻酔回復までの時間等も書いておきます。
前提として僕が行ってる病院でのことですから、他の病院では時間も流れも変わると思われますのでご了承ください。
まず胃カメラの予約自体が2ヶ月後くらいでした。結構混んでまして「明日受けたい!」と思っても難しいです。
前日は22時までに食事を済ませ、それ以降はお茶か水だけ飲んで大丈夫です。
当日は8:30に予約してまして、本当は午後の部などもあるんですけど、午後だとそれまでご飯食べられないのが辛いのでいつも朝一でお願いしています。
8:20に病院前に着き、8:30に受付してすぐに休憩室的なところに通されて胃の泡を抑える薬を飲みます。喉の麻酔は無しです。
そこから10分ほど待つと検査室に通されて横になります。
左を向くように寝たら左腕から採血、そのまま麻酔を入れて行きます。採血は看護師さんが、麻酔は先生が行います。
麻酔を入れる直前に口にマウスピースのような、胃カメラを噛まないで済むようなものをくわえまして、先生から「眠くなりますよ」と言われた途端に眠りに落ちました。
いつまで意識があるかはっきり覚えてませんが、おそらく10秒程度だと思います。
次の瞬間、看護師さんに「終わりましたよ」と声をかけられ、そのときには胃カメラが終わってます。おそらく検査時間は5分程度だと思われます。
時間が飛んだような感覚というよりは、完全に寝てる感じですね。僕は夢を見てました。
その後ふらふらしたまま休憩室に戻り、10:20までマッサージチェアでマッサージを受けながら過ごします。僕の場合は戻ったときに「メガネとiPhone取ってください」と伝えて、SNSやったりブログを書いたりゲームをしたりして過ごしました。
▼マッサージチェア完備なのがありがたすぎます。
このときが一番気持いい時間帯ですね。喉の違和感等もないため胃カメラをやったという実感がなく、麻酔のふわふわ感とマッサージチェアでのマッサージ効果でゆっくりできます。
その後診察で胃カメラを見た状態でのことは伝えられ、組織を取って調べること(ピロリ菌など)については後日診察で話を聞くことができます。
そこからはまだふらっとしつつも会計を済ませて調剤薬局で薬をもらい、ここまでで10:40でした。病院についてから2時間で帰宅です。
ただし、この時点でまだだいぶふらっとしてますので、その後3時間くらいは余裕を持ってないとしんどいと思います。
僕はその後ガストへ向かい早めの昼食を食べました。朝から食べてなかったのでささっと食べたかったんですけど、胃カメラの直後でもすぐに食事が摂れるのも助かりました。
▼食事制限も特になかったので、ガストでサバの味噌煮膳を食べました。
その後コンタクトレンズ屋提携の眼科へ行ってコンタクトを購入してきました。ここまで終わってから帰宅し、その辺りでようやく普段通りになった感じですね。
胃カメラの流れはこんな感じです。僕も1年経っただけですっかり忘れてたので、また胃カメラ受ける前にこの記事を読み返そうと思います。
最後に
というわけで、胃カメラが苦手だという方はぜひ病院で「胃カメラへの恐怖心が強いので、意識下鎮静法でお願いします」を言ってみましょう。
「胃カメラが怖くてずっと避けてきたんです」っていう方は一度試す価値があると思います。