まだもうちょい先の話ですが、「Pro Tools First」というPro Toolsの無料版がまもなくリリースされます。
DTM始めてみたいという方や、他のソフトをメインで使ってるけどスタジオのエンジニアとやり取りするのに機能を一通り知っておきたいという方におすすめできそうな製品です。
無料で使えるPro Tools
Pro Toolsと言えばDAWソフトの代名詞的な存在で、レコーディングスタジオではいまでも標準ソフトとして導入されています。
僕も初めて買ったのがDigi001というオーディオインターフェイスとそれに付いてきたPro Tools LEでした。
当時も16トラックという制限が付いてましたけど、オーディオインターフェイスと合わせて15万円くらいしましたからね。それが無料で使えるとは。
Pro Tools Firstの特徴はこんな感じです。
- 無料
- ドングル不要
- Windows/Mac両対応
- 使用できるトラック数はオーディオ・MIDI・Instrumentsでそれぞれ16トラックまで
- サンプルレート/ビット数は96kHz/32bitまで
- プラグインはAAX(Avid Audio eXtension)・ASIO・Core Audioに対応
- 21種類のAAXプラグイン搭載
- プロジェクト数は3つまで
- ビデオ非対応
- Avid Cloud Collaborationの利用は可能
上記の情報はこちらのサイトから参照しました。
- プロ用音楽制作ソフトの無料版「Pro Tools|First」 – AV Watch
- プロ向け音楽編集ソフトの無償版 Pro Tools First 発表。ハードキー不要、21種類のAAXプラグイン搭載 – Engadget Japanese
ドングル要らないのは楽ですね。プラグインを入れるなら必要になる可能性はありますけども。
プロジェクト数が3つまでというのは、楽曲のデータを3つまでしか保存ができないということで、それ以上に保存しておきたいのであればAvid Storeにて「追加保存の権利」を購入できるようになるそうです。
音楽を作る人にはPro Toolsを触っておいて欲しい
個人的に、Pro Toolsは音楽を作る人は一度通っておいた方がいいソフトだと思ってます。
レコーディング時にスタジオでエンジニアと会話する際に知ってるのと知らないのとでは全然違います。知っておくことでより深く意思疎通ができるようになるので、作業効率も仕上がりのクオリティもあがるはずです。
もちろん信頼できるエンジニアに丸投げっていうのでもいいんですけど、アーティストって誰もがこだわりがあるわけじゃないですか。そのこだわりを伝えるためにはある程度専門的な言葉を使わないと伝わらないことも多くて。
というわけで、Pro Tools Firstで知識だけ仕入れておくのはいいんじゃないかと思います。
最後に
ちなみに僕はLogic Proというソフトを使ってます。
それでも最近のPro Toolsどんな感じになってるのか興味があるので使ってみたいですね。