つんく♂さんのオンラインサロンで知り合った仲間たちと作った映画「告白ツリー」がTOKYO青春映画祭2025で上映され、YouTubeでも公開しました。
いい意味での「超ベタな青春ショート映画」です。10分で観れる作品なのでぜひご覧ください。
告白ツリー
映画「告白ツリー」はこちらでご覧いただけます。
埼玉県所沢にある「nicorico」というカフェで撮影しました。
脚本も撮影場所選定も監督の深月あかりさんによるものなので、僕はその点においては客観的な意見しか言えないんですけど、異世界感のある空間でのベタな青春ストーリーというギャップが良かったなと思ってます。
告白ツリーの劇伴と主題歌について
僕の担当は音関連全てです。
現地での録音は他のメンバーが手伝ってくれましたが、編集に入ってからは音に関しては僕が全て担当しました。
劇伴も主題歌も監督からはアコギが良いというリクエストをもらっていたので、劇伴はアコギを軸に作りました。
主題歌はアコギのアルペジオから入るつもりだったんですけど、いざ作り始めたらあんまり上手くいかなくて、ピアノをメインにしちゃいました。艶感とか切なさとかが出せたのが良かったです。
イントロとAメロまでが3拍子、Bメロとサビが4拍子という構成で、映像を見ながらギターを弾きながら作ってたんですけど、尺調整のために3拍子にしたらいいアクセントになったのでそのまま完成させました。
尺を調整するためには構成自体を短くしたり、BPMを変えるっていうやり方もあるんですけど、変拍子とかセクションごとに拍子を変える手法がハマって良かったです。
映画では2番のサビ頭でフェードアウトしていくんですけど、フルバージョンも作ってあってMVを監督が作ってくれてるところなので、公開しましたらまたお知らせします。
前作「なんか、アツい夏。」
「なんか、アツい夏。」は17万回再生まで行きました。亡き祖父母の家で撮影したこともあって個人的には思い入れが強い作品です。こんなにもたくさんの方に見ていただいてありがたい限りです。
こちらも劇伴・整音・主題歌を担当しましたので、その時のメモ書き記事を貼っておきます。
最後に
映画を撮り慣れてない僕にとって、告白ツリーは風が強い日の録音の大変さを学ぶ機会となりました。
ノイズ除去作業が結構大変だったので、今回の映画を通して行ったノイズ除去の工程などはまたブログで情報共有したいと思います。