「1分弱」と「1分強」はそれぞれ何分何秒のこと?

「1分弱」と「1分強」はそれぞれ何分何秒のこと?
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昨日書いた「8時10分前の別の解釈」についての記事に関連して、「1分弱」とか「1000円強」といった表現についても触れたいと思います。

本来の意味とは違った解釈をする人が結構いるようで、間違いやすいというよりはコミュニケーション取りにくい言葉になってしまっているなという感覚です。

「1分弱」「1分強」の本来の意味

「1分弱」とは、1分よりもちょっと少ない時間、つまり0:55前後を指すことが多いです。

1分を軸にして前後を表す表現です。

なので、「1分強」と言えば、1:05前後あたりのイメージです。

「1分弱」「1分強」の別の解釈

先日の記事に引き続き、こちらもロザンの楽屋で話されてました。ロザンの楽屋では「1000円弱」「1000円強」の話をしてます。

別の解釈をする人というのは、「1分弱」であれば「1分+ちょっとの時間」という解釈で「1:05あたり」、「1分強」ならさらにそれより後の時間という感覚のようです。

「1分弱」と「1分強」の表現と初めて出会った日のこと

実はこの別の解釈、僕が初めてこの表現と出会った時に同じ感覚だったので、誤解する人がいることも理解できます。

僕はこの表現を初めて目にした時のことをはっきりと覚えてます。「DEAR BOYS」というバスケ漫画の中で、監督が選手に向けて残りタイムを伝えるシーンがあり、「残り1分弱」みたいな発言をするんですよね。

その時は1分を切った時間だとは直感的に理解できなくて、漫画内に表記されている残りタイムと照らし合わせてようやく理解ができました。

僕はこの体験があるため、勘違いが起こりやすい言葉であることに共感できるんですよね。

最後に

時代とともに言葉が変わっていくものなので、基本的には新しい解釈が生まれた時に柔軟に対応したいとは思ってますけど、この言い回しをしない方向に進んで行った方がいいような気がします。

少なくとも僕は、誤解を招く可能性があるのであればなるべく「〇〇弱」「〇〇強」を使わないようにしていきたいと思います。

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