ストⅤの頃は動画勢で、プロゲーマーがラウンド持ち越しの試合で後ろ投げで締めることが多いのがなんでなんだろうと思ってました。
スト6をプレイしてみてその理由が分かったので備忘録として書き留めておきます。
トドメの一発には投げでSAゲージを貯める
SAゲージは「単発の火力が高い攻撃」ほど貯まりやすい仕様になっています。
そのため、一発の攻撃力が1,200ある投げが単発の火力として最も高いキャラが多いため、次のラウンドを見越してSAゲージを貯めたい時には投げで締めるのが最も効率が良いという訳です。
もちろんコマンド投げを持っているキャラはそちらを使う方がよりSAゲージが貯まります。マノンであれば同時にメダルも貯められますしね。
相手がスタンしたりジャスパが取れたりインパクトでパニカンが取れた場合は、投げ抜けされる心配がないため、リーサルは投げにするのが安定です。
冒頭にも書いた通り、ストⅤ時代からプロが最後に投げで締めるのは何でなんだろうと思って見てましたが、次のラウンドを見越してゲージを貯めてることがわかって腑に落ちました。
単発のダメージが高い攻撃で締めるのが良い
前述した通り、投げでSAゲージがよく貯まる理由は、単発のダメージが高いからです。
相手の体力が1ドットだったとしても、投げの1,200ダメージ与える分のSAゲージが貯まるため、トドメの一発は投げが良いわけです。
ただ、投げに固執しすぎるのも良くなくて、投げようと思っても距離が足りないこともありますし、ギリギリ相手の体力が残ってしまって逆転負けする可能性もあります。
安定をとって単発の火力が高い通常技を把握しておき、その技始動のコンボを決めるなどでも良いと思います。
相手のSAゲージも増えるのには注意が必要
投げを食らった側も、こちら側ほどではないものの、ダメージを受けたことでSAゲージが貯まることには注意が必要です。
例えば、1ラウンド目を取られてしまってからの2ラウンド目、相手がSAゲージ3本持っていてこちらはSAを使ったばっかりだった、という状況でリーサルは投げにするのはありです。
逆に言えば、自分のSAゲージが満タンで相手は満タンじゃないシチュエーションでは、リーサル投げをわざわざやる必要がない、というかむしろやるべきではないということですね。
最後に
スト6では前投げも後ろ投げもゲージ効率が変わらないようですが、ストⅤでは後ろ投げが最もゲージ貯まる仕様だったため、すごい違和感あったんですよね。なんでわざわざ後ろに投げたんだろう?って思ってみてました。
プロがやる行動には意味があると思っているので、どういう理由でその行動を取るのかを考えると勉強になります。