スト6に限らず、古来から格闘ゲームでは超必殺技などの演出時に画面が暗くなることから「暗転」と呼んでいます。
この暗転中に相手に対して暗転する技で返すことを「暗転返し」と呼ぶんですが、暗転返しを簡単に決めるコツがあるので紹介します。
暗転中にコマンドを完成させてボタンを押しっぱなし
例えばこちらからラッシュで接近している最中に相手がSAを撃ってきたとします。
暗転中に、こちらはSAコマンドを入力してボタンを押しっぱなしにしておくと、暗転が終わったのちに最速でSAがでます。
先行入力受付時間が長いために、このような操作をすることで最速でSAを打つことが可能なようです。
とはいえSA3の暗転は長いので、あまりに早くコマンドを完成させてしまうとボタンを押しっぱなしにしてもSAが出ないことがあるため注意です。
また当然ながら、ラッシュ中に技を振ってしまっていた場合、相手がSAの暗転中にこちらが何をしても手遅れです。あくまでこちらがSAを撃てる状況の場合に最速でSAが出て、「暗転返し」することができます。
ジャストパリィ中も同じ仕様
ジャストパリィも暗転しているため、SAの暗転中と同じことができます。
例えばドライブインパクトをジャストパリィした時にインパクトで返すのを競技シーンで観ることがあります。
あれはインパクトをジャストパリィできた時にインパクトボタンを押しっぱなしにしておくと最速で出せるんです。
暗転に対して暗転で返してないので、この例は暗転返しではないんですが、仕様としては同じことなのでここで触れておきます。
もちろんジャストパリィの暗転中にSAを撃って暗転返しすることは可能ではありますが、ジャストパリィは補正が50%かかるため得策ではありません。狙うとしてもリーサルの時に、しっかり通常技からのコンボを入れましょう。
モダン対策としてSA3を持っておく
モダンタイプではワンボタンでSAを打つことができるため、SAゲージを確保して待たれると攻めにくいことがあります。
そんな時はこちらもSAゲージをフルで確保しておいて、ラッシュなどで釣るのがおすすめです。
ラッシュ中に技を出さなければ相手のSAの暗転を見てからじっくりとコマンドを完成させてボタンを押しっぱなしにしておけば確実に返すことができます。
暗転返ししても負ける例
最後に暗転返しをしたとしても負けてしまう例を紹介します。
一つは相手のSAよりも無敵時間が短い技だった場合には負けてしまいます。わかりやすいのは相手がSA3を撃ってるのに、こちらがSA1で暗転返ししても負けます。
もう一つは特定の無敵がない技を撃った場合です。ルークやJPなどのSA1が飛び道具のキャラに対して暗転返しでSA1を撃っても飛び道具無敵がついていなくて負けることがあります。
ジュリのSA1でどの技に負けるか検証しましたが、飛び道具のSAには潰されますし、意外とSA2に勝てたりします。マノンのSA2にもジュリのSA1で暗転返しして勝てるのはおいしいなと思いました。
キャラごとに特性があるので、トレーニングモードで試してから実戦投入することをおすすめします。ダウンリバーサルにSAを設定してラッシュで突っ込んで暗転返しするだけの簡単作業です。