ChatGPTは一つのチャットを使い続けることで、これまでの会話を前提に話を進めてくれます。
この「短期記憶」みたいなものが便利だと思ってたんですが、場合によっては邪魔になることがあるという体験をしました。
今回は、チャットを継続するよりも新規チャットの方がうまく行ったケースを紹介します。
コードを書いてもらってもちょっとズレた回答しか返ってこなくなった
まず前提として、ChatGPTに課金しているため普段からGPT-4を使ってます。
GPT-4はさまざまななジャンルの知識が豊富ですし、理解力も高いため、僕はコードを書いてもらうのによく使っています。
基本的には信頼できるツールではあるんですが、こちらの伝え方が悪いとうまくコードが書けないこともあります。
ただ、伝えたい内容は書いてるはずなのに、ちょっとズレた回答が増えたなと感じることがあります。
新規チャットから始めたら一発で回答してくれた
そんなちょっとズレた回答が増えてきたときに、新規チャットを開いて改めて条件を提示してコードを書いてもらったら、一発で求めてるコードを書いてくれました。
おそらく、チャットの履歴が煩雑になりすぎたことがうまくいかない原因だったと思われます。
一度コードを書いてもらったのちに「やっぱりこういう条件で書き直して」というような方針転換をしたことも多かったので、何をしてほしくて何をしてほしくないのかがうまく伝わらなかったようです。
いま何を求めているかの条件を整理し直してからリスタートすればまだ良かったかもしれませんが、新規チャットであればすべてリセットされた状態から始まるので、思い切ってまっさらなところから始めることでうまくいくこともあるみたいですね。
あまりにも長く使っていると処理が遅くなる
ここまでの話とちょっとずれるんですが、長く使ってきたチャットの処理が重くなってしまったことがありました。
GPT-4の処理が重いんだと思い込んでたんですが、どうやら長く使いすぎて処理が重くなっていたようです。
過去ログの量が膨大だからなのか、アップデートを繰り返して行った中で古いチャットは処理が重かったのか、原因はよくわかりませんが、とにかく「なんか重いな」と思ったら新規チャットを使ってみるのはおすすめです。
最後に
というわけで、回答がズレてきたなと思ったときには、新規チャットで再開するのがおすすめです。
意外とこんな単純なことで解決できたりするので、僕と同じような現象が起きていた方はぜひお試しください。