ChatGPTの回答が多少間違ってても問題なし!ChatGPTを使う上での心構えについて

ChatGPTの回答が多少間違ってても問題なし!ChatGPTを使う上での心構えについて
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ChatGPTの回答を正解に導くようなプロンプトエンジニアリングが流行ってましたが、ChatGPTを使っていく中で、使い方によっては回答があってようが間違ってようがどっちでもいいっていうことも多いと感じてます。

コードを書いてもらうときなどはできれば正確に書いて欲しいですけども、回答に正確性を求めない使い方もたくさんあります。

今回は、ChatGPTの回答が多少間違っていても活用できる方法、というか考え方をいくつか紹介します。技術というよりも、意識していることや心構えの話です。

完璧な回答を期待しない

ChatGPTを使う上で大事な考え方が、「完璧な回答を期待しないこと」です。

ChatGPTの回答があってるかどうか確認して間違っている箇所や期待はずれだった箇所を修正することを前提として使えば、ChatGPTの回答が多少間違っていても問題ありません。

僕はウェブサイトを作る際にコードを書いてもらうことが多いんですが、元々はGoogle検索してコードの書き方を調べて、場合によってはコードをコピーして改変して作ってました。その作業においても、誰かが書いたコードがあってるかどうかを確認する工程はあったので、それと同じだと考えてます。

文章を作る場合でも考え方は同じで、情報としてあってるかどうかは再度検証するとして、構成や言い回しなどをサポートしてもらえるだけでもだいぶ楽です。誤字脱字も自分で書くより少ないですし、句読点の位置も適切に入れてくれますしね。

トータルの作業時間が短縮できたらOKと捉える

トータルの作業時間が短縮できるのであればChatGPTを使う価値があります。

完璧な回答を期待せずに修正する前提で使ったとしても、修正に時間がかかりすぎるのであればゼロから書いた方が良いかも知れませんが、僕の経験上ではChatGPTに叩き台でもなんでも用意してもらった方が作業効率は良いと感じてます。

生産性を上げるツールとして最高に気に入ってます。

仕事を始めるやる気スイッチとして機能するだけでも良い

僕は仕事を始めるためのスイッチを入れるのに時間がかかるタイプの人間です。

「最初の数分間だけ仕事に取り組むとそのまま仕事を始められる」っていうライフハックを聞いたことがあるんですが、その最初の数分がしんどいっていう感覚があってなかなかうまくいかず。

そんな時にChatGPTに仕事の何かしらのことをちょろっと投げるだけでいろいろと回答や提案をくれるので、そこから仕事が始められたりします。

そのChatGPTに入力する文章を打つのがめんどいと感じるので、やる気がある時間帯に「やる気がない時に投稿する文章を作成」しておいて、それをコピペで投げます。

こういう地味なテクニックによって、「コピペだけで仕事を始められる仕組み」が作れます。

雑にメモった箇条書きのようなものを「やるべきことをリストアップして」とか、「タスクリストとして整理して」とか、「〇〇をする上で抜けてるものがあれば教えて」みたいな質問と共に投げるのがおすすめです。

こんな具合に、やる気スイッチとしてChatGPTを利用する方法はおすすめです。

おすすめは「アイデア出し」

ここまでに紹介した、文章やコードの叩き台を作ってもらってそれを修正する使い方や、リストアップなどの使い方であれば、多少回答が間違っていても便利に使うことができます。

さらに、ブレストで使うのであれば生成された文章をそのまま使うことはないので、ざざっと出してもらったアイデアの中から使えそうなものだけ拾えば問題ありません。

生成された文章をアイデアのトリガーとして使うようなアイデア出しの用途で使うと、回答の精度は気にしなくて良いのでおすすめです。

最後に

ChatGPTを難しく捉えすぎると、「プロンプトをどうやって書くか」といったテクニックを追い求めてしまいがちです。

もちろんそれも楽しんでいられたらいいんですが、プロンプトの書き方を考えるのが苦手な方もいらっしゃると思うので、「ChatGPTを使ったことで生産性が上がればOK」と捉えておけば良いと思います。

完璧な回答を期待せず、生産性が上がったらそれだけでOKと考えると、ChatGPTを使うハードルが下がると思いますので、ぜひ意識して使ってみてください。

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