ディージェイ・ジュリに続いて、春麗もマスターまで行きました。
ゲームシステムの理解が足らずにキャラ対策もできてないのにキャラパワーだけで押し切ってマスターまで辿り着いたディージェイ。スト6の理解と技術を深めながら鍛錬してマスターに辿り着けたジュリ。
そして春麗は、ここまでの経験が生きたこともありますが、詐欺飛びによりたったの数日でマスターまで到達しました。
おそらく詐欺飛びに持っていくまでのやり方と詐欺飛びからのコンボをちゃんと覚えたらマスターまで簡単にいけると思われるので、春麗の詐欺飛びについてまとめておきます。
目次
詐欺飛び(安全飛び)のざっくり解説
まず詐欺飛び、もしくは安全飛びとも呼ばれている技術についてざっくり解説しておきます。
簡単に言えば「相手の起き上がりに対して、無敵技をぶっ放されてもガードができるタイミングでジャンプ攻撃を重ねること」を言います。
どんな技を当てて相手をダウンさせたのかによって詐欺飛びにいけるかいけないかが決まりますが、春麗はそこに至る過程が簡単でかつ豊富です。
主な詐欺飛びルート
春麗の詐欺飛びは主に2パターンあります。
一つは有利フレームが45Fの時。こちらはジャンプ強Kで飛び込むと詐欺飛びになります。
もう一つは有利フレームが46Fの時で、こちらはジャンプ下中Kで飛び込むと詐欺飛びになり、ガードorヒットした時には相手方向に跳ねてジャンプ攻撃をもう1発繰り出すことができます。
つまり、45Fか46Fのいずれかを作るための行動を起こせば良いわけです。
それぞれの主なルートを紹介します。
ジャンプ下中Kで飛び込む詐欺飛びルート
まずは有利フレームが46F取れた時にジャンプ下中Kで飛び込むと詐欺飛びになるルートです。
ODスピニングバードキック→中百烈脚
強百烈脚→弱百烈脚
このいずれかを決めた場合、ジャンプ下中Kで飛び込むと詐欺飛びになります。
また、ジャンプ下中K後は相手方向に跳ねるので強Kを入れることで、相手がガードしていた場合に強Kが急に飛んでくるためガードしにくい連携となってます。
知っていればガードもパリィも容易いんですが、正直ダイヤ5に至るまで対処されたことはほぼなかったです。ダイヤ5で2,3人にガードされただけでした。
ガードされたとて春麗側が有利ですし、ジャンプ下中Kを出さずに着地してしゃがみ弱Kとか、ジャンプ攻撃を出さずに投げとか、ジャンプ下中K以外の選択肢を散らすことで対応しにくくなります。
あと、強百烈脚→弱百烈脚のルートの場合はノーゲージなので「強百烈脚→弱百烈脚→ジャンプ下中Kで詐欺飛び→跳ねたところにジャンプ強K→ヒットしてたら引き強P→強百烈脚→弱百烈脚」でループします。
対策を知らない相手にはずっと当たり続けますし、相手が焦れてOD無敵技や無敵時間のあるSAをぶっ放してきたりします。詐欺飛びなのでそれらの技は問題なくガードできるので、そこにまた強百烈脚を当ててループします。
ジャンプ強Kで飛び込む詐欺飛びルート
次に、有利フレームが45F取れた時にジャンプ強Kで飛び込むと詐欺飛びになるルートがこちらです。
鳳翼扇→ジャンプ下中K×2→ジャンプ強P×2
天空脚→ジャンプ下中K×2→ジャンプ強P×2
天空脚は、構えから強Kへ派生させた時の技です。引き強Pやしゃがみ強Pから狙います。
鳳翼扇後はジャンプ中Pを当ててからジャンプ下中Kに行くルートがありますが、僕はそのルートだとジャンプ強Pで拾うのを失敗することが多かったので省略してました。
詐欺飛びのきっかけを作る方法
上記のコンボに持っていくにはどうすればいいかというと、一番簡単なのは中足キャンセルラッシュです。
例えばこんなコンボから詐欺飛びにいけます。
中足キャンセルラッシュ→中P→引き強P→強百烈脚→弱百烈脚
中足キャンセルラッシュ→中P→しゃがみ中P→ODスピニングバードキック→中百烈脚
ラッシュ後に弱Pを入れてるのはヒット確認を簡単にするためで、中足単発ヒット確認が難しいためラッシュ弱Pまででヒット確認をし、ガードされてたら投げor弱Pもう1回のいずれか、ヒットしてたらコンボに進みます。
画面端が近ければ強百烈脚へのルートがドライブゲージ節約できて良いですが、画面端までもうちょっとというところではODスピニングバードキックで運んだ方が無難です。
中足から以外にも、もちろんドライブインパクトが確定した状況で狙っても良いですし、鳳翼扇から詐欺飛びにいくのであれば鳳翼扇は弾抜けにも使えるので飛び道具に対して反応しても良いです。
ドライブインパクトがパニッシュカウンターした場合、ドライブゲージを節約しつつSAゲージを貯めることができる「しゃがみ強P→天空脚→ジャンプ下中K×2→ジャンプ強P×2」に持っていくのがいいのかなと思ってます。しゃがみ強Pが2段技なので構えへのキャンセルがやりやすいです。モダンのアシスト強コンボと同じ構成ですね。
ももち選手による春麗の詐欺飛びが強い理由解説
春麗の詐欺飛びについては、ももち選手が解説動画を出してます。これを見ると他のキャラの詐欺飛びよりも強い理由がわかります。
こちらの動画では42Fと43Fと言ってますが、春麗はジャンプの対空時間が他のキャラより長いため、45Fと46Fで詐欺飛びとなりますので、ももち選手が他のキャラを使っている感覚で喋っていることでフレーム数を勘違いしているんだと思います。
詐欺飛びだけではマスター帯では全然勝てない
最後にマスターまで来てからの所感で締めようと思います。
マスターの皆さんは、春麗の詐欺飛びについてほとんどの方が理解をしてますので、詐欺飛びしても無敵技をぶっ放される機会が激減しますし、ガードもされますし、とにかく対処がうまいです。
なので詐欺飛びは戦略の一つとして捉えて、飛び込んだ後にどういう択を仕掛けるかが重要です。
プラチナあたりであれば詐欺飛びで無双できますし、ダイヤ帯でもかなり勝てますので、とにかくサクッとマスターまで行きたい人は詐欺飛びガンガン仕掛けましょう。
【追記】春麗以外のマスターに行ったキャラの記録
春麗以外にもマスターまで行ったキャラの記録を記事にまとめてます。
僕はコンボも戦略もあれこれ手を出さずになるべくシンプルな構成でマスターまで辿り着いてますので、僕なりの攻略が参考になれば幸いです。