モード学園名古屋校で動画戦略セミナーの臨時講師をしてきました。
お招きいただいからには僕にしかできない話をしたいと思い、いろいろ話してきたので、ざっくりとアウトラインだけでもブログにてまとめておきます。
ネット史をブロガー視点で紹介
動画戦略セミナーとはいえ、僕がブログを中心としてやってきたコンテンツマーケティングで培ったノウハウは生かせると思い、まずは2010年代のネット史の話から入りました。
特に強調したかったのがE-E-A-Tの重要性。「Experience(経験)」「Expertise(専門性)」「Authoritativeness(権威性)」「Trust(信頼)」の頭文字をとったもので、Google検索で上位を取りたいなら意識しておくべきポイントです。
もちろんYouTube内の検索においても、専門家の情報かどうかは重要な要素なので、テキストコンテンツだけでなく動画コンテンツでも意識しておきたいところです。
YMYL(Your Money or Your Life)やE-E-A-Tが重要視されるきっかけの一つであったWELQのトンデモ医療記事問題やMERYのコピーコンテンツ問題について、ネットの歴史を知ることで理解が深まればという思いでお話ししました。
ブログやYouTubeはオワコンか
ブログではもう稼げないとか、YouTubeを今から始めるのは遅いなどとよく言われますが、個人的にはどちらもまだまだ自分のリソースを投資する価値のある分野です。
ビジネスの主軸として捉えると確かに大変なんですが、ブログもYouTubeも、自分のビジネスや活動をブーストする役割がありますので、力を入れて取り組むことから得られるものは大きいです。
また、今後ブログやYouTubeに代わる新たなプラットフォームが登場したときに、そのムーブメントに乗れる人たちってブログやYouTubeをやってた人たちだと思うんですよね。
うまくいった経験とうまくいかなかった経験と、どちらも経験しておくことが重要だと感じてます。成功の反対は失敗ではなくて「何もしないこと」だと思うので、本当のオワコンになるまではブログもYouTubeも取り組む価値があります。
どうやってYouTubeを伸ばすか
僕はYouTubeでは大成功を収めたとは言えない段階ではありますが、ブログの経験も踏まえて、YouTubeを伸ばすコツはなんとなくわかってきました。
僕なりのYouTubeを伸ばすコツについても話してきました。
これについては、セミナー用のプレゼン資料をまとめるにあたって先にブログを公開してましたのでリンクを貼っておきます。
生成AIを動画制作に活かす話
いまのところ動画を直接生み出すタイプの生成AIは質が高くないため活用が難しいところですが、生成AIを動画制作や動画を使ったマーケティングで生かせるシーンは多いです。
こちらもセミナー用資料を作るにあたり、先にブログにまとめてました。
ChatGPTの活用事例のみですが、即戦力のテクニックを記載してます。
ちなみに、僕はサムネを作るにあたり画像生成AIも多用してます。現状最も使ってるのはMidjourneyですけども、ChatGPTでDALL·E 3の画像生成ができるようになったため、ほとんどの人にとって当面はChatGPTに課金しておけばOKっていう気がしてます。
もちろん、生成モデルの違いなどから、さまざまな画像生成AIサービスを使い分けるのが良いんですけどね。予算と相談しながらになると思うので、お金かけるならまずはChatGPTに、っていう印象です。
最後に
世代も住むエリアも興味関心を持ったジャンルも違う人たちと触れ合うことで、刺激をたくさんいただけました。
改めて思うのが、生成AIを触ったことがあるっていうレベルの人はいても、日常的に使っているっていう人がほとんどいないということです。
今回授業を担当した枠では、普段から生成AIの話をしているそうですが、生徒の生活に定着するまでには至ってなかったんですね。
僕は生成AIを活用したウェブサービスを噛み砕いて解説しているつもりですけど、もっと情報発信していかないといけないなと感じました。
今回僕自身が学んだことはブログやYouTubeで公開していきますので、引き続きよろしくお願いします。
余談ですが、せっかくの名古屋なのでランチもディナーも美味しいご飯を食べてきました。それぞれのレポ記事を貼っておきます。