僕はクライアントワークでも自分の活動でも動画を撮影する機会が多く、案件に応じて機材を使い分けてます。
今回は、「はたらくch」でインタビュー動画を撮影する際に使っている機材をまとめてみました。
対談形式の動画を撮影したい方の参考になれば幸いです。
カメラ2台
この記事執筆現在、取材で使用しているカメラは2台。つまり2カメ体制です。
Canonのフルサイズミラーレスカメラ「EOS R」「EOS R6」の2つを使っていて、このクラスのカメラであれば大体何でも良いと思ってます。
固定して使っているため「EOS R10」のような手ぶれ補正機能がついてない機種でも良いかなと思ってるくらいです。
このような正面の引きの画角ではEOS Rに「RF35mm F1.8 MACRO IS STM」を使用することがほとんどで、撮影場所によってはもっと広角の「RF16mm F2.8 STM」を使うこともあります。
寄りの映像にはEOS R6に「RF24-105mm F4 L IS USM」を組み合わせて撮影してます。
ちなみに、SDカードは「ProGrade Digital UHS-Ⅱ GOLD」を使ってます。
ピンマイク型レコーダー
カメラも重要ですが、音声はもっと重要視していて、ピンマイク型レコーダーを使って一人一人の音声を録音してます。
使用機材は「ZOOM F2-BT」。32bit floatレコーディングができることで「録音レベルを調整することなく音割れしない」という便利すぎるレコーダーです。
カメラでも録音してますが、カメラ側の音声を生かすことはほとんどありません。ピンマイクのデータが飛んでしまったり録音ができていなかった場合の保険として一応録音してる程度です。
対談では話者同士の距離によってピンマイクでも相手の音を拾ってしまうことがあります。そんな時の注意点については下記の記事にまとめてますので、こちらもよかったら見てみてください。
三脚×ギア雲台
カメラを固定するために三脚は必須。そして雲台はギア雲台を使用しています。
三脚とギア雲台の組み合わせは真正面の引きの映像を撮影するために使っています。
一脚×ビデオ雲台
寄りの映像を撮影する際には一脚にビデオ雲台を組み合わせて、取材時には僕はこちらの操作に専念しています。
一脚は取り回しが効くのが便利で、ビデオ雲台と組み合わせることでチルトとパンも自由に操作可能です。
照明機材
カメラよりも照明にこだわった方が映像の質が上がると思ってます。照明がバシッと決まってたらiPhoneで撮影しても綺麗に撮れるんですよね。
とはいえはたらくchの取材では軽量装備にしたいのと、お邪魔して撮影させていただく際に設置スペースをなるべくコンパクトにしたいため、2灯の照明を軸にしています。
真正面からの「キーライト」と、足らないところを補佐する「フィルライト」という使い方がほとんどです。
最近特に気に入っているのが「Godox ML60 Bi」。小型なのに光量が十分で、持ち運びの利便性と現場での頼り甲斐が両立しているビデオライトです。
ライトスタンドはFOSOTOという中華系メーカーの安いものを使ってます。軽さ重視で選びました。
この機材にさらにアンブレラを組み合わせて光を拡散して使ってます。
最後に
2022年現在使用している、はたらくchのインタビュー動画撮影機材まとめでした。
今後また機材を入れ替えていく可能性もありますが、当面は「フルサイズミラーレスカメラと32bit floatレコーディングできるレコーダー」という組み合わせは鉄板でしょうね。