真正面の引きの画角で動画を撮影する際、きちんと水平をとりたかったので、ギア雲台を導入しました。
YouTubeなどで調べるといくつかのギア雲台がおすすめされてたんですが、manfrottoのXPROギア雲台が僕のニーズにバシッとハマったので使ってみたところ、めちゃめちゃ使い勝手良くて最高でした!
manfrottoのXPROギア雲台
僕が購入したのがこちら。manfrottoのXPROギア雲台です。
箱がこちら。
そしてXPROギア雲台本体。
3Way雲台に近いんですが、丸い取手部分を左右にグリグリと回すと、ちょっとずつ角度がずれていきます。
XPROギア雲台はギアだけでなくレバーもついていて、レバーをつまんで大まかな位置を決めたらレバーを離して固定。その後ギアを回して微調整と、二段階で調整可能なところが特徴的です。
manfrottoのギア雲台はもうちょい小型のものもあるんですけど、レバーがついてなかったんですよね。
また、leofotoのギア雲台も良さそうだなと思ったものの、こちらも同じくレバーがなくて、使い勝手が良さそうなXPROギア雲台をチョイスしたというわけです。
3Way雲台や自由雲台と比べてギア雲台が優れているところ
自宅ではmanfrottoの「MK055XPRO3-3W」という三脚を使っていて、これについてきた3Way雲台を使ってました。
また、自由雲台も自宅にはいくつかあります。
それらとの最大の違いは、「微調整が可能」であることです。言うまでもないことですけどね。
自由雲台はつまみを緩めて首を回し、つまみを締めて固定する、という使い方です。この場合、つまみを固定する際にカメラがきっちり水平を取るのが激ムズです。ほとんどの場合は適当な位置で妥協することになります。
3Way雲台は自由雲台よりもマシですが、それでも仕組みは同じで、それぞれの方向で順番に固定していけるだけです。微妙な調整はできずにやっぱり妥協して適当な位置で固定します。
こちらは僕がやってる「はたらくch」の動画をキャプチャーしたもので、背景のレンガ模様に対して水平に調整するのって、ギア雲台じゃないと難しいんですよ。
ギア雲台導入後、撮影中のストレスは解消されました。
クイックリリースプレートは200PL-PROに交換しました
付属のクイックリリースプレートが「200PL」というモデルで、manfrotto独自の規格のため、他社の雲台に取り付けができないんですね。
僕はいろいろな雲台を使う機会があるので、アルカスイス互換のクイックリリースプレートが使いたくて、「200PL-PRO」に交換しました。
値段も安いし、サクッと交換しておくと使い回しができて良いですよ。
ビデオ雲台を使うことも
水平を取りたい時にはギア雲台が大活躍してくれますが、自由にカメラを動かしたいときにはビデオ雲台を使っています。
以前はmanfrottoのビデオ雲台を使っていて、最近ではLeofotoのビデオ雲台BV-1Rに乗り換えました。
Leofoto BV-1Rに乗り換えた理由などは下記の記事にまとめてます。
最後に
3Way雲台も自由雲台も良いものではありますが、真正面で撮影する引きの画角ではギア雲台があるとだいぶ捗ります。
ビデオ雲台も持ってるので、これで一通りの雲台は揃いました。あとは撮影現場ごとに必要なものを見極めて使い分けていきたいと思います。