長いことドラム音源の「Addictive Drums 2」を使っています。生々しさではBFDやSuperior Drummerには勝てないものの、容量少なめで軽量なところと、立ち上げてそのまま使える音作りに時間取られない感じが気に入ってます。
「Addictive Drums 2 Custom」というドラムキットを3つ選ぶことができるセットがあるんですが、僕が初めてAddictive Drums 2を買った時に選んだ3つのドラムキットについて、僕なりの感想をまとめておきます。
目次
Addictive Drums 2 Custom初購入時に選んだ3つのドラムキット
Addictive Drums 2は、「ADpak」というドラムキットを組み合わせて購入することができます。
様々なバンドルがある中で、「Custom Collection」であれば「ADpak」を選ぶことができて、Customは3つ、Custom XLは6つ、Custom XXLは10個選ぶことができるので、初めて買う方は僕と同じように「Addictive Drums 2 Custom」で3つのADpakから好きなものを選ぶのがおすすめです。
僕が選んだADpakの3つについて、選んだ理由と使用感を簡単に書いておきます。
Studio Pop
いろんなレビューサイトを見て、多くの支持を得ていたのが「Studio Pop」でした。
名前はポップとついてるものの、ゴリゴリにロック系のキットです。むしろ「Studio Rock」はあんまりピンとこなくて、やっぱり名前ってあてにならないなと。
実際に使ってみると、アニソン系のロックサウンドっぽいドラムが簡単に実現できるため、デモを作る時にも重宝しますし、もちろん作品としても十分使えるレベルです。
とはいえ、人気のキットだけあってAddictive Drums 2の音っていうイメージが強すぎるかもしれないです。
Black Velvet
Studio PopをインストールしたのちにしばらくStudio Popのみで使っていたんですが、スネアの抜け感とか、パキパキのキックとか、ここ数年のラウド系ロックバンドっぽい音が欲しくなって「Black Velvet」をチョイスしました。
ワンオクっぽい音が欲しいなという時にチョイスすると簡単にそれっぽくなります。
派手なドラムが好きな方にはおすすめのADpakです。ただし、派手すぎて生ドラムっぽさからはちょっと遠ざかってるかもしれません。
Reel Machines
上記2キットで満足していたこともあって3つ目はしばらく迷ってたんですが、Superior Drummerを購入したことで生ドラム系よりも変化球が良いかなと思うようになりました。
というわけで最後の1枠は、エレドラのキット「Reel Machines」をチョイス。
808や909などの80’sサウンドは今でも使う機会が多いので、その選択肢が増えるのは良いですね。
生ドラムらしさを求めるならSuperior Drummer
先ほど触れた通り、2021年年末のブラックフライデーで「Superior Drummer」を購入しました。
Superior Drummerはサンプルの量が多いこともあり、Addictive Drums 2と比べるとより生ドラムっぽさが強く、オケに混ぜたときの一体感があって気に入ってます。
音作りが難しいと聞いてましたが、確かに突き詰めると難しいものの、ざっくり作る分には思ったよりサクッといい感じの音に持っていけます。iZotope Neutronだけでもそこそこいい塩梅になりますよ。
Superior Drummer 3のおかげで分かったAddictive Drums 2のメリット・デメリット
Addictive Drums 2もすごく良いんですが、Superior Drummer 3を使ったことでより一層良いところと良くないところが分かりました。
詳しくは下記の記事にまとめてますが、音質はSuperior Drummer 3、軽さはAddictive Drums 2という感じです。あと、ミックスに自信がないとかやるのがめんどい方もAddictive Drums 2の方が向いてると思います。
最後に
Addictive Drums 2購入から1年くらい最後の1つを選びきれなくてStudio PopとBlack Velvetしか使ってなかったんですが、Reel Machinesを選んだことでようやくこの記事も日の目を浴びました。
冒頭に書いた通り、生ドラムっぽさを求めるならSuperior Drummerの方が良いものの、軽量さ故に使用頻度は高く、今後もSuperior Drummerと併用してAddictive Drums 2も使っていきます。