Sennheiser MKE600というショットガンマイクを使ってまして、カメラの上に設置して使う分には付属しているパーツを使ってホットシューに取り付けるだけで簡単にセッティングできます。
ただ、マイキング的に上から狙いたいという場合にはマイクスタンドを使いたくなるので、そんな時のために便利に使える「マイクスタンドに三脚用のネジをつける変換アダプター」をご紹介します。
マイクスタンドを三脚化する変換アダプター
まず最初に、マイクホルダーを買ったらこれから紹介する変換アダプターは必要ないと思います。ただ、MKE600付属のホルダーはMKE600専用なこともありしっかりとホールドされますし、適したマイクホルダーを探すよりも三脚穴を生かした方が良いという判断で、今のところ「付属のマイクホルダー+三脚穴をマイクスタンドに設置できるアダプター」という組み合わせで使ってるということを明言しておきます。
僕が普段使っている変換アダプターがこちら。以前にマイクスタンドを三脚化できるアイテムという記事で紹介しましたが、これをマイクスタンドに取り付けるとマイクスタンドがあっという間に三脚化します。
表面には三脚用の穴に合うネジが、
裏面はマイクスタンド側のネジに合うようになってます。
MKE600のマイクホルダーにはこのように三脚の穴が空いてますので、
ネジを取り付けることができます。
そしてこのようにマイクスタンドに設置することができるわけです。
ショットガンマイクはこんな具合に上から狙って使うのが一般的なので、高さを稼ぎやすいマイクスタンドを使うのが楽チンなんですよね。
また、今回紹介したネジではなく、こんな具合に首が曲がるタイプのものを使うとマイクの先端の微調整が楽です。(探してみたもののAmazonなどで商品が見つかりませんでした…)
先ほどとの比較。首の角度を手元で簡単に調整できます。
カメラだけでなく照明なども設置できる
今回紹介した変換アダプターを使うと、三脚の穴が空いている機材であれば使えるので、例えば照明機材にも使うことができます。
僕は「Viltrox VL-500T」という照明を持ってまして、このような照明機材は大体三脚穴が空いてるので、ライトスタンド代わりにマイクスタンドを使うことができます。
ライブハウスやスタジオなどで撮影する際に、マイクスタンドをお借りできれば、持ち込み機材の三脚やライトスタンドを減らすことができるので楽できます。
Sennheiser MKE600の所感について
Sennheiser MKE600について、買ってからちょっと触ったくらいの時のレビュー記事があるので貼っておきます。
ちなみに、MKE600の3〜4倍ほどの価格帯である「MKH416」を触った日のレビュー記事もあるのでこちらも貼っておきます。
MKE600は手頃な価格感ながら優秀なガンマイクですが、MKH416はプロが愛用するのも頷ける流石のクオリティでした。
最後に
MKE600を自宅での撮影でも使おうと思って、自宅にある機材でセッティングできる方法を試してみました。
マイキングの違いによる音質の差なども今後実験しようと思ってますが、おそらくそれは動画で紹介した方が分かりやすそうなので、タダオトのYouTubeチャンネルで解説しようかと思案中です。こちらもお楽しみに。