2021年2月25日に開催された「KAZOO Presents YouTubeLive TEST! TEST!! TEST!!!」、無事終了しました。
ALLaNHiLLZ井出匠と一緒に1時間半ほどの生配信だったんですが、演奏あり作曲コーナーありガチトークセッションありと、内容盛り沢山でお送りしました。
裏方のリハーサルを公開しちゃうのが趣旨のイベントだったので、当日の裏側を少しレポートしていきます。
配信のプロじゃない人でも配信はできる
まずは「TEST! TEST!! TEST!!!」のアーカイブ動画がこちらです。
そして、生配信後のアフタートークが収録された動画はこちら。
「TEST! TEST!! TEST!!!」というイベントタイトル通り、今回のイベントは実験でした。
詳細は告知記事に書いてあるので詳しく知りたい方にはこちらも読んでいただきたいんですが、簡単にまとめると「技術さんが主役であり、配信を実験していく過程こそがコンテンツ」であるというイベントだったんですね。
音楽もカメラも映像もどれも専門ではなくても、ある程度の機材さえ揃ってればクオリティの高い配信ができることが証明できました。
Wi-Fiの調子が悪くなって配信が止まっちゃうとか、カメラのピントがなかなか合わないとか、カメラの充電が切れるとか、事前に想定していたトラブルがしっかり発生したのもよかったなと。こういうトラブルも起こりますという前提のイベントだったので、良い経験になったんじゃないかと思います。
反省点を生かして、また今後も同じイベントタイトルで実験していきたいと思います。
当日使った機材紹介
この日使った機材をご紹介しておきます。これくらいの機材があれば音楽イベントを4カメで配信することができるという最低限の装備かなと思ってます。
ざっくりまとめると
- MacBook Airと配信用のソフト「OBS」
- カメラ4台とそれぞれのレンズ
- ビデオスイッチャー
- マイク4本
- オーディオインターフェイス
- LED照明4灯
という構成。もちろんこれらに加えて、それぞれのカメラには三脚、照明にはライトスタンドを持ち込みました。ケーブル類もいろいろと必要になるので、意外と大荷物なんですよね。
機材の配置がなんとなくわかりそうな映像のキャプチャーです。
カメラはKAZOO所有のSONY α7Cとα6400、僕が所有しているCanon EOS RとEOS R6という4台。フルサイズミラーレス3台とAPC-S1台という小型のカメラでコンパクトにしました。
それをビデオスイッチャーのATEM Miniでまとめて4カメを切り替えてました。
マイクは井出匠がハンドマイクのコンデンサー、僕がピンマイクと、マイク比較も実験してみました。喋りにはピンマイクがかなり効果的であることがわかりましたね。
ギターはアンプの音をコンデンサーマイクで拾い、もう1本コンデンサーマイクをステージ真正面に立ててエアー録音用として活用しました。
マイクに関しては改善の余地ありだと思っていて、4本では意外と足らないという印象だったので、ミキサーを導入するなど工夫が必要になりそうです。
ちなみに、こちらは以前書いた記事なんですが、生配信用の機材について詳しく解説してます。機材を揃えたい方はこちらの記事もどうぞ。
会場となった六本木「UTAiBA(ウタイバ)」
今回お借りした会場は、六本木にある「UTAiBA(ウタイバ)」。
「バンカラ」といって、バンドの生演奏でカラオケができるというお店です。
客席側は結構広めで、ゆったりと過ごせると思います。
このイベント当日は緊急事態宣言のため夜の営業は休業中でしたが、また営業再開されたらぜひ遊びに行ってみてください。
最後に
イベント終了後、すでに「次回どうする?」っていう話をしてたくらいですので、また近々実験したいと思います。
次回のTEST! TEST!! TEST!!!がどのような形になるかはわかりませんが、詳細決まりましたらお知らせしますね。