ついにBOSSからギターなどで使える小型ワイヤレスシステムが発表されました!発売予定日は2018年7月14日。
「WL-20」「WL-20L」「WL-50」のタイプの違う3種類で、個人的にはエレキギターで手軽に使える「WL-20」が欲しいなと思いました。
実戦で使えるレベルのワイヤレスシステム
ギター用のワイヤレスといえば長い間Ex-proの信頼が厚い時代が続きましたが、Line6のワイヤレスも評判いいですし、ついにBOSSからも出てきたかと。
個人的にはGTシリーズをずっと使い続けてきたこともあって、BOSSの製品は特に信頼してるんですよ。
ワイヤレスといえば、シールドケーブルを使っての演奏と比べて「遅延と音質の劣化」が課題となるわけですが、BOSSがついにワイヤレスを出したということは、その辺りは問題なくクリアできてるはずだと信じて発売日を待ちたいです。
全モデルに共通する仕様
WL-50は約20メートル、WL-20とWL-20Lは約15メートル転送可能ということで、距離感的にはアマチュア向けモデルではありますが、よほど大きなステージでない限りは問題なく使えます。
正直ワイヤレスって「足元にケーブルがなくなる」というだけでメリットなので、距離はそこそこでいいんですよね。
そして、1回のフル充電で約12時間演奏可能と、長時間の利用も問題ありません。昼から夜までのイベントだったとしてもフル稼働できるので全く問題ないですね。
各モデルの比較
「WL-20」「WL-20L」「WL-50」を順番に紹介して行きますね。
小型のワイヤレスシステムWL-20
WL-20は一番ベーシックなモデルで、ギターからアンプに挿したり、ギターからエフェクトボードの一番最初のインプットジャックに挿したりして使います。
個人的にはこれを買おうと思ってます。小型で持ち運びが楽なのが助かります。
アコースティックギター用のWL-20L
WL-20Lはアコースティックギター用のワイヤレスシステムです。
見た目はWL-20と同じですが、アコースティックギターでの演奏に合わせて調整されてるので、演奏環境に応じて使い分ける形です。
エフェクトボードに組み込めるWL-50
最後にエフェクトボードに組み込めるWL-50。
こんな具合に一番最初のエフェクターとしてボードに組み込みます。
BOSSの他のエフェクターと同じサイズなのがいいですね。BOSS製のエフェクターだけ並べたら可愛くセッティングできそうです。
アダプターをWL-50に挿すことで他のエフェクターに給電することもできます。
また、「ケーブル・トーン・シミュレーション」という、ケーブルを挿した時の音質の劣化をシミュレーションしたものがあるようで、その機能のオンオフも可能です。実際に使わないとわかりませんが、現状だとわざわざオンにしないでクリアな音質で楽しんだ方が良さそうな気がしますね。
最後に
一時期Ex-proのワイヤレス使ってましたが、ギター側のトランスミッターも重いし、エフェクトボードに組み込む受信機の方も重くてでかいので、最近ではすっかり出番がなくなってしまいました。
これくらい小型だと、普段のライブはもちろんセッションなどでも活躍しそうな印象を受けたので、ぜひ買って試してみようと思います。