ドラマ「ゆとりですがなにか」の主題歌だった「拝啓、いつかの君へ」で感覚ピエロというバンドにハマりしまして、2017年2月22日にリリースされたミニアルバム「等身大アンバランス」も聴いてみました。
このアルバムが全体的にすごくよかったですし、リードトラックとなっている等身大アンバランスという曲がめちゃめちゃツボだったのでご紹介します。
感覚ピエロ「等身大アンバランス」
感覚ピエロのミニアルバム「等身大アンバランス」がこちら。
収録曲はこちらの5曲です。
- 等身大アンバランス
- 加速エモーション
- CCC
- TELL ME WHY
- チェシャ
ミニアルバムと同タイトルのリードトラック「等身大アンバランス」は疾走感があってキャッチーなメロディーの聴きやすい楽曲。バンドサウンドに加えてストリングスががっつり使われたアレンジになってます。
かなりミニマムな作りになっていて、AメロBメロは1度しかでてきません。潔い構成ですよね。
サビメロもカッコ良いんですが、アウトロに乗っかってくるフレーズもぐっと来ます。むしろそっちをぐっと来させるためのサビなんじゃないかと錯覚させるくらい。アウトロっていうか大サビみたいな働きをしてるんですよね。
また、等身大アンバランスから2曲目の加速エモーションへのつなぎ方が美しくて、アルバムとしてのまとまりを強めてる印象です。プレイリストで並べ替えて聴きたいという人もこの2曲はつないだままにしたいんじゃないかと思うくらいうまくつないでるので、狙って作ってるんでしょうね。
5曲入りのミニアルバムって楽曲のバランスが難しいなと思うんですけども、敢えて聴かせ系の曲一切なしのアッパーな5曲というのがいいんですよね。しかも全部3分程度の短い曲。あっという間に聴き終わってまた次が聴きたくなるという中毒性の高いアルバムです。
最後に
「ゆとりですがなにか」のSPドラマが2017年夏に放送決定しましたし、こちらも楽しみですね。
ドラマ効果もあっていまだに「拝啓、いつかの君へ」は好きで良く聴いてます。こちらもめちゃめちゃいい曲なので、もしまだ聴いたことがないという方はサビだけでも聴いてもらいたいですね。ド頭がいきなりサビなので頭だけでも視聴してみてください。
ちなみに今年始まってまだ3か月ですけども、年末になった時点で「2017年で良かった曲は?」と問われたら確実に挙げるであろう曲が今回紹介した等身大アンバランスと、下記の記事で紹介している「形而上パラドクス」です。ぜひチェックしてみてください。