に開催された、朝日新聞出版の「AERA STYLE MAGAZINE」とスピーカーでおなじみの「Bose」によるトークショーイベントに参加してきました。
「Better Sound Better Life ‐良音が誘う上質な時間‐」というイベントで、別所哲也さんが生活の中でいかに「音楽」「音」が重要なものになるかということを熱く語ってくれました。
目次
Better Sound Better Life ‐良音が誘う上質な時間‐
今回のイベントはBoseのホームシアターシステム「Lifestyle 650 home entertainment system」が設置された空間で行われるトークショーということで、ホームシアターシステムがあることで生まれる生活の質の向上というところが軸だったと思われるんですが、ともかく別所さんのトーク内容が興味深くて聞き入ってしまいました。
ショートフィルムの魅力
トークショーのメインゲストは俳優の別所哲也さん。テレビを中心にご活躍されてますが、実は「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア」という国際短編映画祭を主宰されています。
ショートフィルムというのは長いもので25分、短いものだと1〜3分くらいのものもあるというくらいものすごく短い尺の映像作品で、海外でショートフィルムの魅力を知った別所さんは日本でも広めたいという思いでこの映画祭を立ち上げたそうです。
日本ではショートフィルムの映画祭は少ないらしく、しかもアカデミー賞公認の映画祭というのは日本でも唯一だそうです。
ショートショートフィルムフェスティバルに関して詳しくは公式サイトをご覧ください。
ショートフィルム「フォーリーアーティストの不思議な世界」の上映
別所さんから「フォーリーアーティストの不思議な世界」というショートフィルムをご紹介いただき、この場で上映されました。
映像作品に欠かせない効果音を作る「フォーリーアーティスト」という職業があり、その効果音を作成する工程をドキュメンタリータッチに制作された作品。
砂を踏む音、物を擦る音、魚を捌く音、波の音などなど。映画で必要となる音を様々な方法で録音している様が垣間見れて、「その音ってそんな方法で録ってるんだ」という驚きがありました。音楽に携わっている僕としては大変興味深かったです。
別所さんもおっしゃってたんですが「必ずしもリアルな録り方をした音が人の心に響くわけではない」んですよね。映像にとって最適な音を録るためには全然違ったアプローチで音を作ることもあって。それが「映像と音楽の魔術」だと語っておられました。
「フォーリーアーティストの不思議な世界」はdTVで配信されているそうなので、気になる方はチェックしてみてください。
日常生活において良質な音で聴く意味とは
映像と音楽、もしくは音というものはパートナーのような密接な関係にあり、その重要性を別所さんは語ってました。
効果音を制作する職人がリアルさを追求して制作したその音も、「きちんと伝わってこなかったら物語の内容も半減してしまう」んですよね。
「日常生活の中で非日常感に没入する体験は非常に大切」だと別所さんはおっしゃっており、その体験をするためには良い音で映画や音楽を楽しめる環境作りは欠かせないとのこと。
Boseのホームシアターシステムのような良質な音を出力できるスピーカーを使って映画を観る時間ってすごく大切なんだなと実感しました。
最近ではパソコンでさくっと映画が観れるようになりましたが、我が家ではMacの内蔵スピーカーから音を出してるだけなので…。
Bose SoundTouch 300 Soundbar
トークショーのあとはに発売となる新製品「SoundTouch 300 soundbar」の視聴をしてきました。
こちらがBose SoundTouch 300 Soundbarです。テレビの下に設置するスピーカーで、Wi-FiとBluetoothに対応しており無線で使うことができます。販売価格は81,000円とのこと。
別所さんはトークショーの前にこちらの製品を視聴されたそうで、
- ウィスパーボイスのような小さな音の粒立ちも綺麗に再現されている
- 多機能過ぎず設定に手間をかけずに使えるため、映像や音楽の初心者でも簡単に扱える
- 有線じゃないのに音が良い
とおっしゃってました。
僕が一番驚いたのは、スピーカー本体はテレビ画面の下に置いてあるのに、まるでテレビの両脇から音が出ているような立体感です。
映画館で映画を見るときにセリフが登場人物の口元から聞こえてくるような感覚があると思いますが、まさにその映画館の音響を自宅で再現したような迫力があります。
また、音を小さくしても低域がはっきりと聞き取れるのもすごかったです。深夜に映画を見たいときも音響の迫力が損なわれないのは本当に嬉しいです。Boseの新技術により低域がすっきりと聞こえるようになっているとのこと。
もちろん音楽を楽しむことも可能で、スマホやタブレットから操作することもできますし、Spotifyなどの音楽聴き放題サービスの音楽をスマホから再生するということもできるそうです。
低域がもっと欲しい場合は別売りのウーファーを追加することも可能です。こちらは本体価格と同様の81,000円。
ウーファー以外にも「スピーカーを追加して他の部屋に設置」ということもできるそうで、無線接続できるスピーカーの強みですね。
ちなみに、先ほどのトークショーで使われていたのは「Bose Lifestyle 650」という5.1chのホームシアターシステムで、自宅でも使えるものではあるものの、50万円前後という少々手が出ない価格帯のものでした。
それと比べるとBose SoundTouch 300 Soundbarは約8万円という安価でありながらも音の迫力や臨場感は遜色なかったように感じます。
設置スペースも幅は97cmと多少とるものの40インチのテレビとほとんど同じ幅だそうなのでテレビの下に設置する分には問題ないですし、むしろ高さがない分通常のスピーカーよりも設置が楽な印象です。
映画を迫力のある音響で楽しみたいけども設置スペースや予算の都合でホームシアターシステムには手が出なかったという方におすすめしたいですね。
最後に
別所さんのトークショーも面白かったですし、新製品のBose SoundTouch 300 Soundbarのすごさも体験できました!
ご招待いただきましてありがとうございました。