ついにInternet Explorer8,9,10が終了!今後ユーザーとWEBサイト制作者はどう変わるのか

ついにInternet Explorer8,9,10が終了!今後ユーザーとWEBサイト制作者はどう変わるのか
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、Internet Explorer 8, Internet Explorer 9, Internet Explorer 10(以下、IE8~10)のサポートが終了します。

今後はセキュリティアップデート含んだすべてのアップデートが行われないということで、ついにIE10以前が完全終了!嬉しい知らせです!!

IE8~10がなくなるとどうなるのか

マイクロソフトは「Edge」という新しいブラウザをリリースしたことからIEをいずれ終了させる流れなんだなとは思ってましが、こんなに早く、しかもIE8~10を同時の終わらせてくれるとは。

WEBサイト制作者からすると同じソースコードを書いてるのに違った表示になることが多いIEがずっと邪魔だと感じてまして、「IE対策」という言葉が生まれるほど独自の対応をしないといけなかったんですね。

特にぶっ飛んでたIE6, IE7はだいぶ前にお亡くなりになられてたんですけど、IE8もなかなか独特ですし、IE9, IE10があるからできなかったこともちょいちょいありまして、ようやくIE10以前は切り捨ててIE11以降に対応しておけばおっけーになるわけです。

で、具体的になにがどうなるかということを「ユーザー」「WEBサイト制作者」と分けてご紹介します。

IE8~10を使ってきたユーザー

今後IE8~10を使い続けた場合、セキュリティに問題がある状態で使うことになるため「悪いことを考えてる人に悪用されるなどの可能性」がありますので大変危険です。

というわけで、これまでIEを使ってきた方はただちに使用をやめ、他のブラウザに乗り換える必要があります。

IEの最新バージョンであるIE11か同じマイクロソフトのEdge、もしくは他社のブラウザ(Google Chrome, Firefoxなど)を使うようにしましょう。

特に不便なことはありませんので(むしろ便利になると思う)、お好きなブラウザをダウンロードして使ってください。

個人的にはGoogle Chromeが使いやすくておすすめです。

WEBサイト制作者は自由度が高まる

僕らのようなWEBサイト制作に関わる人たちはより自由度の高い開発ができるようになります。

というのも、これまでは「IEのあのバージョンが対応してないからこれはできない」と諦めていたことができるようになるからです。

僕がぱっと思いつくのは「Flexbox」ですね。

新しい技術が使えるようになるのは嬉しいことですし、良く使われているあれやこれやがIE8で使えなかったので(特にメディアクエリが使えなかったのがきつかった…。)、これからはだいぶ気をつかわなくて済むようになります。

当ブログ読者のIE利用率

参考までに当ブログでIEのそれぞれのバージョンがどれくらいの比率で使われてるか、ざっくりとお見せします。

直近1ヶ月のデータですが、全体の中でIEのすべてのバージョンが使われてる比率が「約9%」です。

その中で各バージョンがどのくらいの割合かというと、IE11が圧倒的で8割ほど。残り2割がほぼ同じくらいの比率でIE8~10という具合です。

それでも全体から見たIE8~10の比率が1%ほどと思ったより多いんですよね。半年もすればこの数がぐっと減るんじゃないかと思われます。

最後に

たまにIEじゃないと使えないサイトがあって、早いところそういうサイトも制作者側が対応してくれないかなと思ってます。

そしていずれは「Macだから使えない」「Windowsだから使えない」っていうサイトもなくなってもらえると嬉しいですね。某銀行のなんちゃらステーションとか。

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