友人でありラクガキノート術の著者であるタムカイが主催するワークショップ「ハッピーラクガキライフ」に参加してきました。
絵を描くことが苦手で好きでもなんでもない僕が参加しても、ものすごく楽しめるイベントでした!
絵を描く楽しさを教えるワークショップ
「ハッピーラクガキライフ」というイベントを一言で言うなら「絵を描く楽しさを教えるワークショップ」です。
僕は絵を描くことが楽しいと感じたことがあまりありません。全くないわけではないですけど、少なくとも社会人になってからはないと言ってもいいくらいずっと絵を描くことすらない生活でした。
そんな僕が3時間という長時間を「あっという間に終わってしまった」と感じるほど楽しかったんです。
元々は彼の本を読んで、第59回ブロネクオンエアーでラクガキノート術について話をして、そこでようやく普段絵を描かない僕でも楽しめるかもしれないと思っての参加だったんですが、重い腰を上げて参加して本当によかったと思ってます。
絵を描いて見せ合う楽しさ
全体の大まかな流れとして、「絵を描く→見せ合う」の繰り返しで構成されています。
最初は線を描くだけ、円を描くだけ、というシンプルなものから始まりますので、絵が下手でコンプレックスのある僕でも見られて恥ずかしいっていうこともありませんでしたし、むしろ見比べるのが楽しくて。
▼例えば円をいくつか書いてその中を塗りつぶしてくださいというお題が出されてみんな思い思いの塗り方をします。そしてそれを見せ合ってお互いのものについて議論(というか談笑)します。この感じがものすごく楽しいのです。
おそらく最初から「では好きなキャラクターの絵を一つ描いてください」って言われたらそこで心が折れてましたが、最初のお題が「線」ですからね。
▼こちらはいろんな線を描いたところ。弱い・強いはぱっと浮かぶのですが、なめらかとザラザラとか、感情に応じた線など、想像力をかき立てられます。
途中から大喜利のような楽しさもでてきました。
▼終盤の目・口・眉を組み合わせて表情を作るコーナーでは、吹き出しにコメントを入れて感情をより表現していくのですが、コメント添えるだけでシンプルな表情が進化するんですよね。
ちなみに、上の写真の右下に写ってるのはザキヤマさんにしか見えなくて「からのー?」ってコメントを添えました。
表現することから始まる
ラクガキノート術でも紹介されている「観察力・想像力・表現力」という3つのうち、主催者であるタムカイは「表現から始まる」と言ってます。
このイベントを通してそれを体感しました。絵を描く体験をしたことで、普段見える世界が変わってきます。観察する対象が変わるというか、意識がそちらに向くようになるんですよね。
僕のように絵が苦手な人こそこのイベントに参加するべきなんだと思いました。
▼最後は絵本の読み聞かせで本編終了です。
最後に
友人だからひいきする訳でもなんでもなく、本当に素晴らしいイベントだと感じました。参加してよかったです。
また、ハッピーラクガキライフのエッセンスが書籍にも込められてます。本から入ってもワークショップから入ってもいいと思いますが、ぜひ両方体験してもらいたいですね。