友人のタムカイがラクガキノート術という本を出版しました。
僕は書評が苦手でして、以前にもご献本いただいた本の感想など書けずにいまだに下書きで眠ってたりするんですが、近しい友人の初めての出版ということですので書いてみます。
絵が苦手な人にもおすすめの本
タムカイが出版したラクガキノート術はこちらです。
ひとまず目次がこちら。
- 第1章:ラクガキが人生を変える
- 第2章:ラクガキの基本
- 第3章:表現力を高めるテクニック
- 第4章:ノートに使えるテクニック
- 第5章:ラクガキノート術実践レポート
- 第6章:色を楽しむ
大きく分けると、第1章ではラクガキのメンタル面の話、それ以外では実践的なテクニックという感じに分かれてます。
著者のタムカイから本を送ってもらったときに「まずは第1章を読んで欲しい」と言われてまして、実際に第1章を読んだらあとは吸い込まれるように読み終わってしまいました。導入部分で心をワシヅカミされる感じです。
「絵心がない」と思い込んでいる人は考え方がガラッと変わると思います。実際僕はガツンとやられました。そもそも「絵心」っていう概念をはき違えていたなと。
で、これを僕の得意な音楽で例えると、絵を描くことと楽器を弾くことって似てる気がするんですよね。
僕にとって絵を描くということは「誰にでも出来る日常のこと」ではないんです。みなさんにとっては「走る」とか「ご飯を食べる」くらいのことかもしれませんけど、楽器が弾けない人にとって楽器を弾くことと同じくらいハードルが上がってます。
僕はギターが弾けますので楽器を弾くのは楽しいんですけど、ギターが弾けない人はFのコードを押さえられなくて辛いと思ってやめちゃいますよね。あの感じです。
だから、絵を自由に書いてみようと言われても、楽器が出来ない人に自由に曲を作ってみましょうくらいハードルが高いことに感じてしまうんですよね。絵を描くより曲を書く方が僕にとっては楽ちんなんです。
そんな先入観を持った僕でも、この本を読んで「とりあえず螺旋描いてみようかな」とか「線描こうかな」と思えたんですよね。凝り固まった考えをほぐしてくれたというか。
ギターで言うところの、「ローコードのEm7」的なことですね。
表紙にラクガキしてみた
というわけで、絵を描くことに対してものすごいハードルが上がっていた僕も、下記の記事で言われているように表紙にラクガキしてみました。
▼まずは適当にウォーミングアップ。本に書かれたことをいろいろ試してみました。
▼出来上がったのがこんな感じ。丸・三角・四角をベースにしたキャラクターを描いてみました。空いたスペースには厚切りジェイソン。
自由に描いてと言われるのが僕にとって苦手なんですけども、本を読みながら基礎的なことを表紙に練習してみる感覚でやってみました。
個人的にはびっくりするくらいうまく描けてびっくりしました。あと、描き始めると楽しくなってきたので、ラクガキノート術の威力をいきなり体感した感じです。
最後に
この本を読んでみて、今度は実際に体験してみたいなという気持ちになりましたので、5月に開催されるハッピーラクガキライフに参加してきます。
ぜひみなさんも僕と一緒にタムカイにラクガキを習いにいきましょう!