このブログは「delaymania(ディレイマニア)」っていう名前ですが、「ディレイ」っていう言葉があまり一般的じゃなくてピンと来ない人が多いみたいです。
度々「ディレイマニアってどういう意味?」と聞かれるので、ディレイについて解説します。
ギターのエフェクターの名前
英語で「delay」は「遅れる」という意味なので、ディレイマニアっていうと「ものすごい遅刻する人」だとか「いまやらないで明日やりますっていう人」だとか「遅刻狂」だと思われたりしますけども違います。
「ディレイ」とはギターで使われるエフェクターの名前です。(※他のパートでも使われます。僕がギタリストなのでギターでって書いておきました。)
例えばこんなやつ。
カラオケのエコーと言えばピンと来る人も多いと思います。あれがディレイと同じものでして、実際の音よりも遅れてくる音をかぶせることで空間的な広がりを持たせるという効果があります。
ディレイを使ったサウンド例
ディレイを活用した楽曲をいくつかご紹介します。
ある証明 / ACIDMAN
ディレイと言えばACIDMANです。ある証明のイントロ部分が分かりやすくて、一回しか弾いてないのに「ジャラーンジャラーンジャラーン」と複数回聴こえてきます。
just Melody / UVERworld
UVERworldはギター2人ともディレイを多用するタイプのギタリストで、just Melodyのイントロはディレイとタッピングの組み合わせでシンセのシーケンスフレーズっぽい演出をしています。
ナミダ / アマオト
僕らのバンドアマオトの代表曲「ナミダ」はディレイを多用しています。
ピアノにもディレイをかけていて、イントロ部分では一見単調なフレーズがディレイが追っかけてくることで幻想的なフレーズに変化しています。こちらで使ってるのは2分音符ディレイです。
ギターは1番と2番のAメロとDメロでガッツリかけていて、1Aでは4分音符ディレイ、2A,Dメロでは付点8分音符ディレイを使ってます。
最後に
ディレイという言葉が音楽やってない方には伝わりづらいのですが、これで少しは分かっていただけたでしょうか。
ディレイに関してはこんな記事も書いてます。