Premiere Proでの自動文字起こし、2025年10月現在の課題

Premiere Proでの自動文字起こし、2025年10月現在の課題
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Premiere Proの自動文字起こし機能のおかげで、フルテロップをつけるのが楽になりました。

おかげさまで僕が作る動画はほとんどの動画でフルテロップを実現できてますが、それでも人間の手で修正しなければいけないことが多々あります。

いつかPremiere Proの機能がより拡張されることを願って、2025年10月現在で感じている課題についてまとめておきます。

固有名詞や専門用語の差し替えが必須

Premiere Proは単語登録機能などがなく、固有名詞や専門用語などを毎回修正する必要があります。

音声としてははっきり発音しているのに、Premiere Pro側の受け入れる体制が整ってないことで自動で文字起こしができてないっていう感じなんですよね。

単語登録機能をつけてくれたら解決すると思うんですが、いつまで経っても実装されません。

僕が開発にも関わった(デザイン担当)「UDトーク」というアプリなら単語登録ができるため、使い込むほどに文字起こしの精度が上がっていくんですが、UDトークは実際に音声を聴かせる必要がありますし、動画のタイムコードが反映されるわけではないので、併用が難しいです。

テロップの区切り方が文字数ベースになってしまう

テロップをどこで区切るかが、文脈ではなく文字数ベースになってしまうのも面倒なポイントです。

文脈的に考えると短くカットしてしまった方がいい場合でも、文字数的に余裕があったら詰め込んでしまい、リズムの悪いテロップになることが多いです。

語句の修正よりもこっちの修正の方が多くて、この場合は映像や音声に合わせてカットするタイミングも探らないといけないのでより手間がかかります。

テロップの隙間が生まれる

テロップの隙間が生まれるのも問題です。

フルテロップで行くと決めたら、テロップはずっと続いていて欲しくて、意図的に切りたいところは手動で切るようにしたいです。

こちらはPremiere Proだけでは解決できなかったものの、ChatGPTを使うことで解決することができました。

Premiere Proの自動文字起こしで生まれるテロップの隙間を簡単に埋める方法
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最後に

細かいことを言ったらいろいろありますけど、主にこの辺りが解決できたらPremiere Proの編集作業はもっと快適になるのになぁと思ってます。

この記事を未来の自分が見て「こんなこともあったなぁ」と笑い話にできるくらい進化してくれることを願ってます。

また、他の文字起こしツールとの併用もいろいろな方法を実験してますので、いいアイデアが見つかったらまた情報共有します。

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