「QuizKnockの動画ができるまで」というドキュメンタリー動画を観たんですが、映像制作やってる人は全員観た方がいいと思いました。
めちゃめちゃ勉強になるポイントがあったので、個人的な感想をメモっておきます。
テレビ作るくらい演者・スタッフがたくさんいる
まず、動画冒頭の「QuizKnockで公開される動画は、たくさんの人のたくさんの作業が積み重なって完成します」という言葉。ずっと一人でYouTubeをやってきた僕にとって、これこそがすごいことだと思ってます。
専門の人にそれぞれのパートを任せられるチームって最高なんですよ。
僕は一人で全部できてしまうことで他の誰かと組んでやるっていう意識が薄いんですが、クオリティを上げるために誰かと一緒に作ることは、僕にとって次のステージに上がるために必要かもしれないなと思いました。
機材はテレビ局クラスではない
一方で、機材はそんなにすごいものを使ってる印象がなく、手の届く価格帯のものばかりかなと思われます。
これも逆にすごくて、僕らと変わらない機材でこのハイクオリティな動画ができてるのは、使い方が上手いんですよ。
適材適所な機材をチョイスして、それでも絶対に必要なポイントは押さえてます。
特に、音声が綺麗に録音されていることと、照明をばっちり決めていることが、クオリティの高い動画にしている要因だと思います。
演者側も製作者意識がすごい
最も感動したのは、「収録フィードバック」のくだりです。27:19あたりからです。
収録直後に編集さん宛にポイントを伝える動画を撮っていて、それを収録フィードバックと呼んでいるそうですが、この時の演者の皆さんの発言が素晴らしいです。
演者なのに、全員が編集者の視点を持って話をしています。
どういう映像が仕上がるのかのゴールを演者含めて全員がイメージできる現場なんてほぼないですよ。演者は演者として、裏方は裏方として仕事をすればいいっていうことではなく、全員がいい動画を作るために自分には何ができるかを自覚してるのがすごすぎます。
僕は出役から裏方に回って今ではどっちもやるっていうタイプなのでこの意識は持ってるんですけど、全員が編集やったことがあるとしか思えないくらい発言の一つ一つがツボを押さえていて感動しました。
最後に
QuizKnockをエンタメとして観ている一方で、勉強として観ている感覚がありました。
制作の裏側を観たことで、より一層QuizKnockの動画を観て勉強したいなと思えましたよ。
全員の意識の高さは見習いたいですし、僕もこのくらい高いクオリティの動画を連発できるように頑張ります。