2025年8月28日、DJI Mic 3が発売されました。
以前から噂では聞いていて、DJI Mic 2の後継機でありながら、DJI Mic Miniのいいところも取り込んだ魅力的な製品でしたが、一点だけ懸念点があってちょっとだけ悩んでます。
DJI Mic 3はラベリアマイク接続ができず
タイトル通り、DJI Mic 3がラベリアマイク接続できないことを知り、一旦購入を躊躇してます。
ラベリアマイクっていうのは一般的にピンマイクと呼ばれているもので、DJI Mic 3が超小型になったことで洋服にクリップで止めて録音できることはメリットではあるものの、意外と目立ってしまうのが懸念点です。
本体を服に取り付けて撮影でほぼ問題ないんですが、隠したい時に隠せないことがどのくらい撮影に影響を与えるのかをじっくり考えたいところです。
クリップの取り外しが可能に
事前情報では知らなかったメリットが一つありまして、クリップ部分が簡単に取り外せるそうです。
これはDJI Mic 2もDJI Mic Miniもできなかったことで、洋服のどこにつけるかによってマイクが下向きになってしまうという事故を防ぐことができます。
また、クリップの付け方によっては洋服の裏側に隠すようにつけることもできるんじゃないかとも考えてます。
これで前述した懸念点が解消できるんですが、衣擦れの音が収録されたら意味がないので、これに関しては実際に使わないとわからないですね。
最大4名同時収録が可能
DJI Mic 3は送信機が2台のみのセットですが、送信機を2台追加購入すれば、最大4台同時接続が可能とのことです。
4名でのコンテンツ収録もかなり手軽にできるようになります。
さらに受信機側を増やすことも可能で、タイムコード同期も取れるとのことなので、収録するカメラの数が増えても音がズレる心配もありません。
32 bit floatでの内部収録が可能
DJI Mic 2同様、32bit floatでの内部収録が可能で、DJI Mic Miniではできなかったため、このサイズ感でこの機能は嬉しい限りです。
僕はこれまでZOOM F2という小型レコーダーにラベリアマイクをつけて収録していまして、32bit float録音の便利さを痛感してます。
マイクのレベルチェックが不要なのは現場でかなり便利で、編集時にどうにかなる安心感がすごいです。
DJI Mic Miniを買わなかった理由の一つでもあるため、この点についてはマジでありがたいです。
最後に
改めてこうやって書き出してみると、ラベリアマイクを接続できないこと以外が魅力的すぎて、多分買います。
ラベリアマイクじゃないとダメなのであればその時はZOOM F2を使えばいいだけですからね。映画とかドラマとか、そういう撮影じゃない限りはDJI Mic 3が見えても全然困りませんし。