マクドナルドのハッシュポテトはなぜ朝メニューにしかないのか

マクドナルドのハッシュポテトはなぜ朝メニューにしかないのか
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朝マックの定番メニューである「ハッシュポテト」を昼や夜にも味わいたいと思ったことがある人は少なくないはず。

でも実際には、朝マックの時間帯を過ぎると、ハッシュポテトはメニューから姿を消してしまいます。

なぜハッシュポテトは朝しか食べられないのか調べてみました。

ハッシュポテトが朝専用である最大の理由は「ロスを防ぐため」

ハッシュポテトは、注文のたびに1枚ずつ揚げるスタイルで提供されています。つまり、まとめて大量に揚げてストックしておくことができません。

このスタイルは、ロスをできるだけ出さないための工夫でもあります。

朝は比較的来店数が予測しやすく、商品の回転も安定しているため、この方式が成立しますが、昼〜夜の混雑時間帯では一枚ずつ揚げるやり方では回転が追いつかないため、朝マック専用メニューとなっているそうです。

フライドポテトとは調理体制が違う

マックのポテトはまとめて大量に揚げ、一定時間の保温を経て提供されます。

これにより、ピークタイムでもスピーディーな提供が可能です。

ハッシュポテトはその都度揚げる必要があるため、昼夜の多忙な時間帯に対応できないという運用上の制約があります。

実は朝マックには生野菜も使われていない

ハッシュポテトとは少し話が逸れますが、実は朝マックのメニューには生野菜が使われていません。

たとえばレタスやトマトなど、通常のバーガーで見かける具材は登場しないのです。

これもまた、朝の時間帯にスムーズなオペレーションを行うための工夫の一つ。

生野菜の仕込みや管理は手間がかかるため、朝はあえて使用せず、加熱済みの具材を中心に構成されています。

最後に

朝マックだけの価値を持たせるとか、そういう理由だと思い込んでたんですが、オペレーションのことを考えたら納得です。

普段は朝マックを食べる機会がほとんどありませんが、ハッシュポテトは朝マックで注文したくなるメニューの一つです。

記事書いてたら食べたくなって来たので、近々食べに行って来たいと思います。

※金額は記事執筆現在のものです