「青春高校3年C組」のオタクで劇場に通ったりしてたんですけど、いま思い返すとお笑い好きにとってものすごい番組だったんですよね。
何がどうすごかったのか、個人的な感想をまとめておきます。
出演していた芸人の豪華さ
まず出演者の豪華さです。平日毎日17時半から生放送の帯番組で、日替わりMCが下記の通りです。
月:メイプル超合金
火:千鳥・バイキング小峠
水:三四郎
木:バカリズム・おぎやはぎ
金:バナナマン日村・アンタッチャブル柴田・東京03飯塚
火曜と木曜は隔週で交代制で、金曜は日村さんは毎週なんですけど柴田さん飯塚さんが隔週で交代制でした。
特に火曜日の爆発力は忘れられないです。相席食堂やテレビ千鳥よりも前の番組なので、まだ関東エリアでは火がつくちょい前なんですけど、腹抱えて笑ってました。
小峠さんもすごかったんですよね。火曜日はお悩み相談っぽい企画が軸だったので、その相性も良かったんだと思います。
芸人の腕が問われる「生放送×素人」
生放送でかつ生徒が全員ほぼ素人っていうのが、芸人さんの凄さを際立たせてました。
「ほぼ素人」っていうのは、一部にこれまで芸能活動をしていた生徒もいたためこのような表現にしてます。少なくともバラエティ慣れした生徒は一人もいませんでした。
この状況を番組として成立させていた一つの要因はMCの芸人さんたちでした。
企画力ももちろんあったと思います。バラエティ慣れしてない生徒が生放送という環境で発言したとしても番組として成立するような企画の構成も一つの要因です。
ただ、僕が制作スタッフ側にいた時と、生徒側にいた時と、MC側にいた時のそれぞれの視点に立った時に、明らかにMC側だけスキルと労力が凄すぎるなと思ったんです。
即興で最適解を繰り出し続ける芸人さんたちの力に脱帽でした。
中井りかのMC力も凄かった
アシスタントMCだったNGT48の中井りかがまたすごかったです。
生放送のアシスタントMCにアイドルが起用される場合って、おそらくそこまでの活躍は期待されてなかったと思うんですが、ゴッドタンの朝日・野呂に並ぶくらいの有能さだったと思ってます。
また、声がよく通るんですよ。抜ける声質なので騒がしい生徒たちを一喝するシーンとかもめちゃめちゃ良かったです。
最後に
佐久間さんのコンテンツをみてるとたまに青春高校の頃の話が出てきて、その度にすごい番組だったなって思うんですよね。
水曜日に小宮さんより相田さんがハネるとか、当時だったらあまりなかった状況でしたし。いまでこそ三四郎って二人ともすごいですけど、あの頃はじゃない方芸人的な扱いでしたから。
青春高校の復活は期待してないんですが、芸人さんたちのわちゃわちゃした感じが楽しめる番組が出てくることを期待してます。