ゲーム情報発信するまであんまり分かってなかったんですけど、ゲームの情報はAIで代替できないことに気づきました。
AIを活用して生産性を上げることはできるものの、ゲームのプレイ画面を必要としている以上は動画生成AIの出る幕がありません。
ゲームの動画を撮影する必要がある
ゲームの情報を扱ったYouTubeチャンネルを運営する場合、ゲーム画面のキャプチャーが必要です。
例えば僕はスト6でジュリというキャラを使っていて、このキャラのコンボを紹介する動画をアップしたりしてます。
そうなると、動画生成AIには任せられないわけです。ゲームをプレイし、その動画をキャプチャーする必要があります。
ただゲーム情報を喋るだけのコンテンツであれば動画はなんでもいいのかもしれませんが、ゲームの画面を必要としている場合に生成AIではどうにもなりません。
もしAIを活用するなら
僕がゲーム情報発信のために作ったYouTubeチャンネルでAIを活用している箇所もあるので紹介しておきます。
まずはChatGPTで企画のアイデア出しと台本の整理を手伝ってもらってます。毎回そうしてるわけではありませんが、詰まった時の相談役というイメージです。
台本の推敲をしてもらうこともあります。整合性が取れているかどうかとか、論理が破綻してないかなど、構成を確認してもらうのに使ってます。
台本を元にnoteの記事に流用しているため、そのサポートをしてもらうこともあります。マークダウン形式で書いてもらえばそのまま貼り付けられるので楽です。
生成AIではないですけど、音声のノイズ除去にiZotope RXを使っていて、喋り声以外の音をAIによって分析して消してくれます。
iZotope社の製品はこういう作業が得意なので、音量バランスをAIが整えてくれるソフトもあります。
今後の生成AIに期待したい作業
現在はできないものの、将来的に生成AIにお願いしたい作業もあります。
例えばテロップ付けとカット編集です。
現在だとテロップの区切り方が好みの感じになってないことが多くて、文字起こしはしてもらうものの、テロップの編集の手間はかかってます。
テロップをいい塩梅に調整し、そこに対して映像が追従するようにカット編集ができたら最高です。
テロップの尺と映像の尺を一致させたいんですよね。
また、特定の箇所にモザイクを入れたりするんですが、こういう作業もAIがやってくれたらいいですね。モザイクは需要があるのでいずれ実装されそうですけども。
あと現在のChatGPTでおそらくできることだけども、僕が現在そこまで掘り下げられてないことを一つ。
スト6はフレームデータが公開されていて、「どのキャラのどの技をどういう状況で使った時にどうすれば対応できるか」みたいなことはデータを元に分析ができます。
プレイに再現性があるので、データ一式をChatGPTに渡せば、攻略が進む気がするんですよね。その上での情報発信ができたら最高です。
最後に
ゲームのプレイをAIが再現する、っていうことは技術的には可能だと思いますが、それを個人のレベルでやるのは無理そうです。
技の名前を入力して、「特定の技では数フレームディレイをかけてボタンを押す」みたいなことを指定して、あとは再生ボタンをポンでコンボ動画が撮影できるっていうのは便利は便利ですけどね。
こういうことはAIじゃなくてもできそうですし、僕がサクッと再現できるので入力する時間がもったいないです。
現状、Premiere ProのAI機能が強化してくれたらそれだけで十分っていう感じがしてます。