Premiereで動画と音声を分離させる「リンク解除」の手順

Premiereで動画と音声を分離させる「リンク解除」の手順
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Premiereで動画を編集していると、音声と動画を分離させたいことがあります。少なくとも僕は頻繁にあります。

動画の音声だけ生かして他の動画に重ねたい時に、使わない元の動画は消しちゃってオーディオデータだけ動かしたい場合などに便利なんですよね。

というわけで、Premiereで動画と音声のデータを分離させる方法を解説します。

Premiereの「リンクを解除する」

動画と音声はタイムライン上ではくっついていて、動画データを選べば音声データも自動選択され、片方を動かそうとするともう片方も一緒に動きます。

これを解決するためには、動画か音声のデータ(=シーケンス)を選択してから右クリックし、「リンク解除」を選択します。

リンクが解除されると、動画を選択した際に音声は選択されなくなります。

これによって動画と音声を別々に編集することが可能になりました。ここでは音声データを映像よりも早めの場所に移動させてみました。

映像データを削除して音声だけにすることもできます。

【おまけ】音声を撮る際に使ってる機材

音声データを分離させる話をしたので、ついでに僕が映像制作で使ってるマイクたちをご紹介します。

ショットガンマイク

最近メインで使ってるのはSennheiser MKE600というショットガンマイクです。

指向性が狭いため余計な音を拾いにくく音質がクリアですし、価格も安価で手に入れやすいマイクです。

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ピンマイク

ピンマイクもよく使います。僕が持っているのはSennheiser XSW-D ポータブルラベリアセット。

こちらもSennheiser製品で、この価格帯のマイクの中では音質も良くて使いやすいんですが、充電式で3時間持たないくらいなのがデメリットです。電池交換式のピンマイクだともうちょっと高くなっちゃうんですよね。

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保険で使うことが多いのがTASCAM DR-10Lというピンマイクで、こちらはレコーダーです。カメラに音声を突っ込むことができないものの、単体で使えるのが特徴。またこちらは電池交換式です。

ショットガンマイクを使いつつ、保険でピンマイクを仕込んでおきたい時などに活用してます。

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リニアPCMレコーダー

昔は動画撮影時のメインマイクとして使っていたのがリニアPCMレコーダーのTASCAM DR-40。

動画とリンクしてないと動画データが細切れの時に位置を合わせるのがめんどくさくてサブに降格したんですが、現在はカメラ側のトラブルで音声が撮れてなかった時用の保険でとりあえず現場に持っていっておくようにしてます。

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最後に

個人的には動画と音声を両方動かしたいときは両方選択するので、デフォルトではリンクされてない方が使いやすい感覚なんですけども、Premiereの思想としてはデフォがリンク状態なんですよね。

音声を分離させて編集したい時にご活用ください。

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