スト6ではジュリをメインで使っていまして、起き攻めとしっかり向き合うためにフレーム消費について調べ直しました。
たまに「この技でダウン取った時って何の技振ると何フレーム有利だっけ?」と思うことがあるのでまとめておきます。
目次
前提:今回言及するのは主に画面端での起き攻め
まず前提として、基本的には画面端での起き攻めの話をしていきます。
例えば、強天穿輪で締めるとフレーム状況良くできることはあるものの、画面中央だと離れすぎてラッシュ使わないと起き攻めできません。
画面端以外では中風波刃締めの方がドライブゲージ使わずに起き攻めいけるので良かったりします。
「フレーム消費して何フレーム有利な状況を作る」ってことが画面端以外では作りにくいので、画面端でこれから紹介するフレーム消費をお試しください。
弱・中風波刃 or 弱天穿輪 or 強化五黄殺ヒット後 +37F
ジュリのダウンが取れる必殺技は+37F取れることが多いです。
弱風波刃 or しゃがみ強P空振り +3F
基本的には弱風波刃を使います。+3Fで密着なので後ろ下がりは最速投げに負けますが、風波ストックを貯めつつ中P重ねor投げor垂直ジャンプの三択で十分だと思います。
しゃがみ強Pはたまにスパイスとして使うとミスったように見られて打撃重ねを食らってくれたりします。
しゃがみ中K空振り +8F
こちらもたまにスパイスとして使うと良くて、+8Fは投げが重なってないので体感でディレイさせないといけないですが、最速投げに対して後ろ下がりできることと、ミスったように見られて打撃が通ることがあります。
強風波刃 or OD歳破衝→強天穿輪 +27F
+27Fからしゃがみ中P空振りで+4F、前ステで+5Fが作れます。
強風波刃の後に最速で強天穿輪で追撃すると+27Fです。
OD歳破衝から強天穿輪の追撃は画面端限定ですが、よく起こるシチュエーションでかつフレーム数が同じ+27Fなのはわかりやすくて助かります。
ただし、例外として「強風波刃の後に低めで強天穿輪がヒットした時には+26Fになる」ため、その際には中P空振りで+5Fを作るのが良いです。
こちらについてはコンボで+26Fを作れるケースがいくつかあるため後述します。
強天穿輪で+28F取れるシチュエーション
+28Fからしゃがみ中P空振りで+5Fが作れます。
例えば「暗剣殺→前中P→強天穿輪」のような、コンボの締めに強天穿輪を使って「地上の相手に全段ヒット」すると+28F取れます。
同じように、「インパクト壁やられ→強P→強風波刃→強天穿輪」でも+28F取れます。
ちなみに、中天穿輪を同じように使うと+31Fで、中K空振りで+4F取れます。うっかりボタン間違えた時などは中K空振りでフォローしましょう。
上記の例外:強天穿輪締めのコンボでも+26Fになるケース
先ほど「コンボの締めに強天穿輪」で+28Fと書きましたが、一部のコンボでは強天穿輪がカスあたりして+26Fになるので、しゃがみ中Pではなく、中Pを空振りしてフレーム消費しましょう。
+26Fだと中P空振りで+5Fが作れます。密着+5Fが作れると後ろ下がりもできるので、+4Fを作った時よりも強力な起き攻めが可能です。
以下はコンボの一例です。これらのコンボでは強天穿輪ヒット後に+26Fになります。
中P→しゃがみ中P or 弱K→強天穿輪
暗剣殺 or 強化暗剣殺 or OD暗剣殺→弱K→強天穿輪
強化暗剣殺 or OD暗剣殺→しゃがみ中P→強天穿輪
しゃがみ強P→強風波刃→遅らせ強天穿輪
しゃがみ弱P→OD風波刃→OD風波刃→強天穿輪
SA2中にしゃがみ強Pで浮かせた後→ジャンプ中P→ジャンプ強P→ジャンプ強K→強天穿輪
OD風波刃2発のコンボは実戦でやったことないんですけど、トレモでいろいろやってたら見つけたので一応記載しておきます。他はどれも普段使っているコンボです。
高さがどれくらいの時に+26Fになるのかも実験してたんですが、空中追撃系のコンボの際、強天穿輪中にジュリの体よりも相手が下にいる際には+26Fになるので、慣れたら見た目で判断できます。
画面端で地上の相手にSA1で+26F
+26Fを作れるもう一つの状況が、画面端で地上の相手にSA1を当てたケースです。
コンボが終わった段階でジュリが画面端に到達していれば+26Fになるため、画面端に近い距離であればSA1を使って+26F取って中P空振りして+5Fで起き攻めするのは良い選択肢だと思います。
これを知ったことで、SA1を運びコンボ以外にも使う価値が生まれました。
ただし、強風波刃で浮かせてからSA1を当てる場合には、SA1ヒット時の相手の高さによって有利フレームが変わりますのでご注意ください。通常技からキャンセルで出すなど、地上で当たるようにすればフレーム数は+26Fで固定です。
強風波刃→中天穿輪 +30F
強風波刃の後に強天穿輪ではなく、中天穿輪で追撃すると+30Fと少し有利フレーム数が伸びます。こちらも出すのが遅れると1Fの差が出て+29Fになることもあります。
+29Fでも+30Fでもラッシュ前中Kの持続部分がちょうど重なり、相手が4F暴れをしていても潰すことができます。
中天穿輪後にしゃがみ中Pを空振りすると+7Fになってしまい、他の技でフレーム消費しても+4Fや+5Fが作れないため、中段狙いじゃない場合は強天穿輪での追撃で良いと思います。
ただ、そうすると中天穿輪で追撃をしたら中段を狙っていることがバレ始めてしまうので、しゃがみ中Pで+7Fの有利をとってから気持ち遅らせて打撃or投げ重ねしたり、あとは中K空振りで+3Fにするのも良さそうです。
ラッシュ前中Kでの中段を狙う場所については下記の記事でまとめてますので参考にしてみてください。
風水中の前中Kでダウンを取った時 +25F
風水エンジン発動中、他の技からチェーンコンボで前中Kを繋げるとダウンを取ることができます。
この際に+25Fとなるため、中P空振りで密着での+4Fを作ることができます。
ジャンプ強P→ジャンプ強Kのチェーンコンボでの崩しを狙うのも良いですが、スパイス的に中P空振りして有利フレームを作ってからの起き攻めをするのも良いかもしれません。
ちなみに、チェーンコンボ中の前中Kはキャンセルが効くので、弱風波刃でキャンセルして風波ストックを貯めることもありますが、ダウンさせて弱風波刃を空振りすると+12Fです。
しゃがみ強K通常ヒットで+32F、カウンター以上で+47F
しゃがみ強Kは通常ヒットで+32F、カウンターorパニッシュカウンターで+47Fです。
しゃがみ強Kを当てるということは、何かの技への差し返しであることが多いと思うので、おそらくほとんどの場合はパニカンになるはずです。
また、先端を当てることが多いと思われるため、前ステップ+何かの技を空振りするのがやりやすいです。
前ステが22F、中Pが21Fなので、密着で+4Fを作ることができます。
また、ちょっとめり込んでヒットしたと思った場合は中Pを2回空振りすれば+5Fを作ることができます。
中Pは少し前進するので、2回空振りすると投げ間合いに入れることが多いです。
ちょっと先端で当たってしまったと思っても中Pを2回空振りしてちょい歩き投げとかちょい歩き打撃重ねなどでも良いかもしれません。
中Pを連打して空振り後に中P重ねもありだと思います。
五黄殺→暗剣殺 +23F
五黄殺→暗剣殺のコンボでダウンさせると+23Fです。
個人的にはあんまり使うことがないルートなんですが、一応中P空振りで+2Fの有利は取れます。
ただ、密着で+2Fってあんまり強くないので、倒し切れる時以外には使わない方が良い気がしてます。
五黄殺で締めて弱風波刃で風波ストックを回収して+3Fで起き攻めする方が、風波ストック的にもコスパが良いですし、起き攻め状況的にもちょっとだけ良いです。
ちなみに、+2Fと+3Fで何が違うかというと、発生6Fの中Pを重ねた際に相手が4F暴れしていた場合、+2Fだと相打ち、+3Fだと一方的に勝ちです。
+42F取れる詐欺飛びルート
+42Fが取れたら詐欺飛びに行けるわけですが、ジュリは風水エンジン発動中以外ではあまり詐欺飛びに行けるシチュエーションがありません。
逆に、風水発動中は数パターンの詐欺飛びルートがあるので、基本的なものは全部覚えておいた方が良いです。
風水発動中を中心に下記の記事でまとめてますので、詳細はこちらをどうぞ。
フレーム消費の必要性について
他のキャラを触ってみるとき、簡単にできそうなコンボを覚えてから即ランクマッチ行ってるんですけど、起き攻めの時にどれくらい有利フレーム取れてるかがわからなくて重ねをミスることが多かったです。
雰囲気で起き攻めに行くと、択をかけるかかけないか以前に、自分のミスでチャンスを棒に振ることになりかねないんですよね。投げを重ねたつもりが早すぎて投げスカりになっちゃうとか。
どの技でダウンを取ったら何の技でフレーム消費してから何を重ねるかというところまでをセットで覚えておくことで、自分のミスでダメージが取れなかったというケースを無くせます。
起き攻めは相手の行動によって通るか通らないかわからないですけど、せめて自分のミスで起き攻めがうまくいかなかったということは無くしたいと思って、メインキャラのジュリだけはしっかり調べ直したというわけです。
最後に
ジュリはOD疾空閃→死連閃後の追撃とか、SA1を当てた高さなどによってフレーム数がまちまちになることが多いキャラです。
その辺りもしっかり詰められたらより良いんでしょうけども、基本的には今回紹介した技を覚えておけば十分だと思うので、ジュリ使いの方の参考になれば幸いです。